【本編】迷い犬の鬼殺奇譚・改【リレー小説】

.わからない【八尋星夜/朝宮藍良@斎藤一推し】 ページ6

作にぃが死んでから、何もかも、消えてしまった気がする。しかも、ここ何処？

『･･･ここは？』

山の中？しかも、蜘蛛ばっかりいる。

『さいっあく。･･･ここ何処？』

誰か居ないのだろうか。そう思いつつ、ため息を漏らした。

『くも･･･』

そして、くもが動いたのを見て、オレはすぐに逃走した。苦手ってわけじゃないけど。びっくりした。

『ううううう』

そしたらさっきまで居たところと全然違うところに来ていた。

『ここどこ･･････？』

間違えた。ぜっっっっったいに、最適解っていうものがあるなら違うよこれ。この場合の答えってなに？

『判らない』

半分諦めたといっても過言ではない。というか、マフィアのみんなと離れたんですけど！どうしよう･･･？

『･･････はぁぁ。』

ため息を思い切りこぼしてしまった。本当にこの場合、何かあるのなら、それに巻き込まれたほうが早いかも。最悪、逃げてしまえば問題ないもん。

『･･･いやでも』

代償が面倒臭くなる。･･･最悪だ。まぁいいや。何かあったら逃げればいい。そう思いつつ、歩いて行った。

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