.蜘蛛と鬼の潜む森 【狐ノ宮 楓歌/夜月】 ページ29
「ーー！」
「ーー！」
誰かに呼ばれる声がして目が醒める。
『ん〜……乱歩に、治君？』
目を開くと、乱歩と治が居た。
「あ、やーっと起きた。」と溜息を付く乱歩を横目に治君に此処は何処なのか問うと、乱歩曰く、此処は大正時代で、鬼と蜘蛛が潜む森なのだと云う。大正時代、異能関係だろうか……
『……鬼？』
蜘蛛は何となく周りを見渡すと蜘蛛の巣等が有る為理解出来るが、鬼とは何だろう……異能のナニカなのだろうか。
「何かねー、鬼の親玉に血を分け与えられた元人間が鬼って感じらしいね」
『へぇ〜、所で、来てるの武装探偵社だけじゃ無いでしょう？』
「うん、ポートマフィアは勿論、猟犬、天人五衰、異能特務課も来てるみたいだね、」
『ふーん、、そうなのね、先ず、社長達と合流しようかしらね、稲荷さん』と呼ぶと、狐姿の稲荷が出現した。
『少し偵察してくれますか？』と聞くと、鈴の音を鳴らし乍ら走って行った。
『ねぇ、今更なのだけど、異能力による物なのよね、何故治が来ているのかしら』
「其れはですねぇ、私にも乱歩さんにも判らないんですよ…私の異能が効かないのか、はたまた異能では無いのか…」
矢張り判らないのね、そう考えていると稲荷さんが戻って来た。
『稲荷さん、お帰りなさい。何処に居ましたか？』
稲荷さんが云うには数km先に居るとの事。
『……其処迄遠くないね、乱歩、治君行きましょうか』
「うん！」「はい。」
稲荷さんを先頭に私達は襲ってくる蜘蛛を潰し乍ら足を進めた。
.異能力とその代償【八尋星夜/朝宮藍良@元十六夜紅葉】→←.敵を騙すなら、味方を騙せ【フォルセル・ノア・チェル/ゆきみ*】
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魑魅 零(プロフ) - 更新しました (3月8日 13時) (
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魑魅 零(プロフ) - 更新します (3月8日 13時) (レス) id: 9560c26e60 (このIDを非表示/違反報告)
白井直(プロフ) - 更新しました! (12月23日 9時) (レス) id: 97d9ce38f9 (このIDを非表示/違反報告)
白井直(プロフ) - 更新します! (12月23日 8時) (レス) id: a16c2d859c (このIDを非表示/違反報告)
朝宮藍良@スランプ中(プロフ) - 更新しました･･･！ (12月22日 15時) (レス) id: 25ee4b6236 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：迷い犬の鬼殺奇譚参加者一同 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/novel/BNGUKMT/
作成日時：2023年10月24日 17時
