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CM「ほぅ〜。｣
「？！」
ドアの方から聞き覚えがありすぎるほどの声。
CM「俺が居ないとふたりはそんなことしてるんですか？｣
YH「お、チャンミ〜ン｣
チャンミンの姿に気が付いたユノは、さっと私から離れてチャンミンの方へと向かう。
どきどき、どきどき､､､。
私だけがどきどきさせられた。
CM「ヒョン、そんなことばっかしてるからあいつに彼氏のひとつも出来ないんですよ｣
まだ兵役中のチャンミンさんは、本日休暇。
ふらーっと、宿舎に帰ってきたところにさっきの私たち。
YH「え〜？Aに彼氏？｣
CM「いい感じの人がいるみたいですよ｣
YH「は？！｣
「？！」
チャンミンが余計なことを言うから、ユノが目を丸くして驚いた顔をして今度はドスドスと音を立てて、私へと向かってくる。
「な、なに？！」
YH「お前、彼氏いんのか？！｣
「居ないよ！！！！」
YH「ほっ、だよな。なんだよ〜チャンミン。驚かせるなよ｣
CM「へぇ〜、俺はAに彼氏が出来るかも？って親友に聞いたんだけどな〜。ほぅー、そっかそっか｣
「親友､､､？､､､あ！あいつっ！！！」
一瞬にして頭に浮かんできたのは、白いくせにブラックなキュヒョン。
「あれは、キュヒョンが！！！」
CM「ね？いい感じの人がいるでしょ？｣
YH「はぁ？聞いてない！俺、聞いてないんだけど？！｣
「い、言ってないもんっ」
自分に彼女が出来るのはいい。
だけど、私に彼氏が出来るのは嫌。
なんなんだよ、このわがまま。
YH「誰？｣
CM「えーっとですねぇ｣
「チャ、チャンミン！！！余計なこと言わなくていいから！」
YH「誰？｣
「え？」
YH「で、誰なの？どんなヤツ？｣
自分はドラマで浮かれてたくせになんで私ばっか怒られるの！
「ユノの知らない人！」
CM「ふはっ｣
思わず吹き出して笑うチャンミンをぎゅっと睨んでみるけど、
CM「なんだよ？｣
「な、なんでもない」
あっさりと返り討ちにされる。
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作者名：うあ | 作成日時：2017年11月28日 23時
