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今日は休暇のチャンミンが家に来るって聞いたから何も予定を入れずに待ってたのに､､､
ユノはどこかへ行っちゃうし。
チャンミンは携帯とにらめっこだし。
「､､､寂しい！」
私がリビングを出て寝室に来たことだって、チャンミンは気付いてない。
こんな時話し相手になってくれていたキュヒョンも忙しいみたいだし。
「､､､本気で彼氏、見つけたいっっ！！！！」
そう思ったらまだ使っていない新品キラキラのノートを引き出しから出し、お気に入りの書きやすいペンを手に取った。
「Aの､､､未来のっ、すきな、ひーとっ！」
さすがに表紙には書くわけにはいかないから、1ページ目を開いたあとにでかでかと書いた。
「よしっ！」
また次のページ。
「､､､って、何書くの？」
自分の理想は〜、
あまりよじゃにしては、背が低い方ではない私がヒールを履いても私より高い人。
笑った顔が素敵な人。
よく食べる人。
よく笑う人。
手が綺麗な人。
少し天然で可愛らしい人。
優しくて甘やかしてくれる人。
だけど、甘えてくる人。
でも、男らしい人。
書いていて気付いた。
「､､､これじゃあ、ユノとチャンミンを足して二で割った人だ」
はっ！！！
「寂しくさせない人！」
私のことを放っておかない人！
でも、束縛はちょっとくらいな人。
「あまり激しいと疲れるってテレビで言ってたもんね」
経験談はもちろんないから、全部ネットやテレビや本の請け売りだけど。
「んー、あとは〜､､､ちょっとくらいやきもち妬いてくれる人！」
程よくがいいとテレビでもネットでも見た！
「んー、あとは〜」
理想ばかり並べていたら、こんな人世の中に存在しないんじゃないかな？って恐くなってきた。
「､､､だから、彼氏なんてできない？」
ま、まさかっ！！！！
必死でノートとにらめっこをしながら、思い付くだけ書いてみよう！とするんだけど、どうも､､､ユノとチャンミンの顔がちらついてしまう。
いやだけど､､､
「結婚しなくてもいい人。」
きっと私が結婚するなんて、彼氏が出来るかも(？)よりも到底叶わなさそうな願い。
結婚適齢期とか言われてもピンとなんてこない。
それなら結婚しなくてもそばに居てくれるような人がいいな。
「仕事に理解してくれる人。」
なにより大事だよね！！！！
「ん〜、あとなんかあったかな〜？」
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作者名：うあ | 作成日時：2017年11月28日 23時
