11.−CM− ページ11
CM「ハッハッハッハッハッハッ！｣
ギュとのカトクをしていたら楽しくて、そこからついつい競い合っているゲームを始めてしまった。
「ねぇ、チャンミン」
CM「だから、待ってって｣
そう言ってAのことを放置した。
ずっとどんな時だって俺のそばにいるから、もうこの世でA以上に居心地がいいよくて甘えられる人なんて存在しないんじゃないかな？なんてこともたまに思ってしまう。
CM「A？｣
急にしーんと静かになって、寒気がした。
CM「？！｣
ソファーに寝転んでいたから気付かなかった。
CM「A？｣
Aがリビングから居なくなってた。
CM「おい、どこに居るのー？｣
尋ねてみても応えはない。
トイレ？寝た？いや、こんな時間に？寝る？
携帯は､､､テーブルに置きっぱなし。
CM「どんだけ危機感ないんだよ｣
俺に見られてもいいの？いや、もちろん見たりなんかしないけど。
そう思っていたのに､､､
『ピコッ』
小さな音を出して、携帯が震えた。
CM「ったく、A〜、なんか着たけど｣
Aの携帯を手に持ち、Aの姿を探す。
ふと、目にしてしまう､､､
おっぱ：Aヤ〜、今日飲みに行こう！
CM「誰？｣
一瞬、携帯を床に放り投げそうになった。
危ない危ない。
CM「､､､おっぱ？､､､誰？｣
名前もなく『おっぱ』だけ。
Aにお兄さんなんていない。
CM「あ、ちょっと久しぶりにムカついてきた｣
Aのことをひとりの女性として、
恋愛対象として見てるわけはない！！！！
でも、誰のものでもない！
俺のものだ！！
そんな気持ちが心のどこかにあるからか、あいつに彼氏や他の男がうろちょろしているのを見るとどうしようもなくムカつく。
さっきだって、俺とユノヒョンのおかげで恋愛なんて出来ないって言ってたじゃん。
彼氏欲しいとも言ってたけど､､､。
CM「Aーーー！！！！｣
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作者名：うあ | 作成日時：2017年11月28日 23時
