ぬなは渡さない！【BTS】

けんか(YOU) ページ33

ガンッ！！！
バタンッ！！！


『何事！？！？』


ある日曜日の朝、すごい物音で飛び起きた私たち。

リビングのドアを開けると、


『ぎゃああああああ』


ところどころ血を流しながらお互いを掴み合っている長男次男がいました。



SG「いくらヒョンでも許さねえ」


JN「弟でも容赦しないよ」


『ちょっと待って何があったん！？』


2人をホソクくんとナムジュンくんに引き離してもらいながらきくと、

今日も徹夜で受験勉強を頑張っていたユンギくんにいちばん早く起きたジンくんがいらん一言をいったらしい。


そんなにやらなくても受かるよ、って。



『それは…長男が悪くね…？』



でもすぐ謝らなかったってことはジンくんにも正義があるのかな。


JN「…毎日寝不足でどんどん顔色悪くなってくユンギみてられなかっただけ。

侮って言ったわけじゃない。」


やっぱり、
どっちにも正義があったんだ。



SG「ヒョンはいいよね、元から頭よくてさ。

俺は努力しねえとできねえんだよ。

軽々しく言うなよ。そんなこと。」


JN「俺が努力してないって言ってんのか？」


HS「ちょ、ふ、ふたりとも落ち着いて…」


NM「そうだよ、一回話し合おうよ、」


SG「入ってくんな」


『ちょっと、それはひどいよ、』


SG「ぬなもだよ。」


『うっ…』


どうすればいいのか全くわからない。どうしよう。


そうだ、ジミン呼ぼう。



.



JM「うおおおなにがあったあああ！？」


血がついた長男坊と次男坊、割れたグラスや散乱した教材。


そりゃそう言うよな。


TH「あ、じみんおはよ〜」


JM「おはようございます！なにがあったの！」


JK「じみん！おれんじじゅーすのむ？」


JM「ほしい！なにがあったのかおしえて！」


HS「おはよう。喧嘩してる」


JM「それはわかる！目ついてるから！元凶は何！」


NM「教えてやれよみんな…

ぬなが2人のこと怒らせました。」


『えええわたし！？』


JM「Aが！？」


『ちがう！！！

長男の次男を想う一言が次男にとっては良くない結果になってしまっただけ！！！

己許さんぞナムジュン！！』


NM「あれ？ちがった？」


JN「ふっ」

SG「…はは」


JN「僕たちがただ喧嘩しただけで全員集合して漫才やって笑

ありがとうみんな、そして、ゆんぎ、ごめんね。」


SG「…俺も悪かった。ごめんなヒョン」


なんで解決したのかはわからないけど、仲直りしたな
らよしとします。







JN「温かい家族だな。」

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