ぬなは渡さない！【BTS】

まいにち(TH) ページ29

ぼくがじみんとAと仲良しになってもう一年経っ
たみたい！

ぼくはしょうがっこうにねんせいになったんだ！


そして、もうすぐ運動会！

はるのひ保育園も、花様年華小学校も、ジニヒョンの中学校も6月に運動会があるんだよ！


でもね


Aにも、じみんにもきてほしいけど、やっぱりおんまとあっぱにもきてほしいんだ。



前のお家は施設から全然遠くないけど、いっちゃダメだっていわれてる。


ぼく、なんでだめっていわれるかわかるよ。


ヒョンたちはぼくもぐくも気付いてないって思ってるんだろうけど、ふたりともしってる。


おんまとあっぱとは同じお部屋で寝てたから、ふたりがはなしてることきこえてたもん。


でもしってるっていったらひょんたちは悲しい気持ちになっちゃうんじゃないかなぁって思うから、ぐくといっしょにしらんぷりしようっていったんだ。




それに、今の家族もだいすきだもん！



だから、ぼくはいい子でいるって決めてる！



だってもう、ばいばいされたくないからね。




『ててくーん』


TH「む！A！決闘のお申し込みか！？」


『うん違うしお申し込みっていうと紙媒体のものかなって思ってしまうな』


TH「して、用はなんじゃ！」


『あ！そうだ

運動会、あんまとあっぱの代わりに行ってもいいかなって聞こうとしたの、じみんと2人で

いいかな、、？』


TH「仕方ないから今年も特別にいいよ！」


そっか。ぼくの小学校の運動会は、おんまたちには見せられないんだ。


でもそんなこと考えてるなんて感じさせないよ。悲しませたくないからね。


『やった〜！！

ててくんの運動会観に行くの楽しみだなあ〜！！』



ほら、いい子でいたら、Aの笑顔が見れる。



TH「ててよりホソガヒョン観るのが楽しみなんでしょ！

もう！ててうわきしちゃうからね！」


『！？だめだよててくんAとけっこんしよう？』


あーあ、そんなこと言ったらまたぐくが聞きつけてくるのに。


TH「Aよりじみんがすきだもん」


JK「A〜！！！！！」


『ご、ごめんなさ〜い！！！！』



じみんのほうがいいもん。







なんてね。









ほんとはだいすきだよ、ぬな。

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