【ネタ】降谷零成り代わり

Gorilla power !! ページ5

あれから私と景光は友人関係となり、よく一緒に遊ぶようになった。(遊ぶと言っても本を読んだりするだけだ。)
結局あの時ウンウン唸った後私は景光基、今はまだ出会っていない彼等を助けることにした。
何故かと言われると困るのだが、強いて言うなら夢見の悪いことをしたくないからだ。
といっても助ける算段は全くついていないし、前にも述べた通り器用なことは出来ない。
と、なると私の思い付く内容の中でも出来そうなこととなると残る作戦は一つとなる。
＿＿…名付けて、【ゴリ押し★大作戦】だ。
作戦の内容は名前の通りゴリ押しで挑むだけである。例えばライを蹴るとか。殴るとか。
まあそのためには体を鍛えなきゃいけないんだけれども。でも、これなら私も出来そうだ。
＿＿＿＿＿と、
「ゼロー！」
「＿＿ヒロ」
景光が来た。まあお察しのようにもう結構仲が良い訳だが。＿＿仲良くはしない、筈だったのに。
「なぁゼロ。きょうはなにする？」
予想通り聞いてきた。いつもなら読書と言うが、今回は違う。
「ああ、ヒロ。ちょうどいい時に来たな。」
「………？」
ヒロが困惑顔でこちらを見てくる
「今から走るぞ。」
「え」
「スタート!!しっかりついて来いよ、ヒロ！」
「マジかよ！？」
予定では体力ギリギリまで走るつもりだ。但しいくら降谷零でも、今まで私が運動をしてこなかったせいで運動能力が下がっている可能性がある。少しずつやっていこう。それにまだ子供だし。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

『子供だし。』＿＿そんな事を言ったのは誰だっけ。
そうやって現実逃避する位には降谷零は凄かった。幼稚園を２周したあたりでヒロがバテて来ていたのには気付いていたが、３周目に入ろうとして「もうむり！ゼロがんばれー！」なんて速攻で応援に回ったのには驚いた。まさかここまでとはな……！
「零くんがんばれー」
「ふれー！ふれー！」
＿あれ？私の目が可笑しくなったのか先生が応援しているように見えるぞ？おいどういうことだヒロ。説明し…サムズアップしてんじゃない!!＿＿下手に休憩しづらくなったな…。
いいかい？子供の諸君ら。私は空気の読める大人なんだ。だから「期待されたら頑張らなきゃなー」ってなるんだよ。＿＿＿＿………お願いしますそんなキラキラした目で見ないで下さい
「がんばれー」 「はやーい！」 「わー！カッコいい！」
＿＿ッこのぉ！！！
「お望み通り走ってやるよ！！！」

筋肉痛になった




＿＿＿Gorilla power！！ ＿＿

I looked the dream !!→←I think not that easy !!

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