#7 Destination ページ8
翌日。レイはハイカラスクエアから電車で五分弱のところに位置するハイカラシティにやって来ていた。
…と言っても、彼が足を運んでいるのはタワー自体からはかなり離れた沿岸だが。
離れているとはいえ、ここ一帯がリゾート地と化しているからか特段人気が少ないという訳でも無く、近くか遠くかつかない場所からは声が聞かれる。
声のする方を見ると、ハイカラシティでバトルフィールドとして使われているであろうスパがあった。
(あそこ何て言ったっけ……)
その場所について色々と思案しながら遠くに視線を移すと、ある物が目に留まる。
マサバ海峡大橋の反対側の陸地に佇むそれは、一つの灯台だった。
わずかに見えるそれは、陸の部分が切り抜かれた様に白い。
かつては船が行き来するのによく使われていたらしい灯台という物だが、現在はGPSなどの普及で無用の長物と化している様だ。
(……?)
彼はそれに何かの引つ掛かりを感じたのか、少しだけ表情を歪める。
その時、突然彼の後ろから声がかけられた。
「あ、やっぱレイ君ここいたんだ♪」
「…!?」
□■□■□■□
Destination:行き先
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栞音@超多忙(プロフ) - 2次元作が大好きなオタクさん» ありがとうございます！最近停滞気味でしたが少し活力湧きました…！ (2023年2月28日 7時) (
レス) id: 6fdd8bf1f9 (このIDを非表示/違反報告)
2次元作が大好きなオタク - 面白い作品です！これからも頑張ってください！o(^▽^)o (2023年2月27日 22時) (レス) @page6 id: 43d425384b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：うすしお x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時：2022年5月7日 22時
