#24 B ページ25
(……)
翌日。アロハの提案の通り『シューターを使ってみる』『ガチマッチに行ってみる』の二つの事を実践したレイは、ロビーにて棒立ちしていた。
彼はなぜあんな事を自分に言ったのか。実行した事により出た結果を見て、その謎がますます深まっていたからだ。
【14k 2d B】
明らかに以前よりキルレートが良い。それに反比例してデス数が少ない。
また、『-』と表されていて最初はC-だったはずのウデマエが、色んな物を飛ばしてBになっていた。
どうやら自分は思っていた以上にシューターの扱いに長けていたらしい…が、逆に気持ち悪い。
奴は何でここまでピンポイントなアドバイスをしてきたのだろうか。
よく分からない。
とりあえず“リーグマッチにいけるウデマエであるBにいく”というノルマは達成した、と言い聞かせてレイがロビーから出ようとした時。
「あれ、レイくーん?」
「!」
声のした方に振り向くと、そこにはいつぞやのアホチー…ブルーチームがいた。
「あっ、やっぱりレイくんだー!ナワバリ行ってたのー?」
「いや、……今日はガチ」
「え、ガチマッチ?……あれ、ブキ変えたの?」
「…何かアロハにシューター使えって言われた」
「そうなんだー!イタマエ?ってどうなったー?」
「お寿司じゃないよゴーグル君!ウデマエ!!」
フィーリングで物事を覚えていると十二分に伝わってくるゴーグルの発言に、すかさずヘッドホンが突っ込みを入れる。
それに大きくため息を付いたレイは、少しばかり携帯を触ったかと思うと彼らの前に画面を近付ける。
□■□■□■□
B:普通にウデマエの表記。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 16人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
栞音@超多忙(プロフ) - 2次元作が大好きなオタクさん» ありがとうございます！最近停滞気味でしたが少し活力湧きました…！ (2023年2月28日 7時) (
レス) id: 6fdd8bf1f9 (このIDを非表示/違反報告)
2次元作が大好きなオタク - 面白い作品です！これからも頑張ってください！o(^▽^)o (2023年2月27日 22時) (レス) @page6 id: 43d425384b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：うすしお x他1人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/my.php
作成日時：2022年5月7日 22時
