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慎太郎side
あれから数日、仕事が忙しくて2人に会いに行くことができなかった。
今日は、久しぶりの休みということで友達とショッピングモールで買い物してる。
あーー、せっかく休みだし会いに行けばよかった。
なんてこと考えていると、どこからか子供の泣き声が聞こえて来た。
北「めっちゃ泣いてんじゃん。」
慎「迷子かな」
北「かもなー。
あ、あの店見ていい？」
慎「おっけー。...って、のんちゃん！？」
ふと泣いてるその子の方を向くと見覚えのある姿が目に入った。
北「はっ！？ちょ、慎太郎！？」
後ろでごちゃごちゃ言ってる北斗は無視して、急いでのんちゃんに駆け寄る。
慎「のんちゃん！」
「うわぁぁぁぁんっっ、ママぁ..っ、グスッ、、しっんたろっぉ..？
しんたろぉぉぉっっ、！！」
涙でびちゃびちゃになった顔がこちらを向き、俺だとわかった瞬間抱きついてきた。
「お嬢ちゃん、良かったねぇ、パパ来たよぉ..？」
泣き続けるのんちゃんのそばに居てくれた叔母さまが俺をパパと呼んだ。
慎「っ、すみません。ありがとうございます。
のんちゃんおいで。」
"パパ"
その言葉に反応したのは、のんちゃんではなく俺だった。
否定するのもおかしいから。
自分にそう言い聞かせ、そのまま叔母さまにお礼をいい、のんちゃんを抱っこした。
「しんたろっ、泣」
小さな体で俺のことを一生懸命抱きしめてきた。
北「はぁっ、お前いきなりなんだよ...」
後から追ってきた北斗が、俺とのんちゃんを交互に見て目を大きくさせる。
北「おまっ、隠し子か..っ？」
慎「ばっっか、んなわけねぇだろ。
わりぃ、この子の母親探さなきゃ行けねーから..」
北「そういうこと。了解」
じゃーね。
そう言って立ち去る北斗に向かって、目に大粒の涙をためながらも、ばーばい。と手を振るのんちゃん。
北「待って、すっげぇ可愛い生き物じゃん。
...いい子にはこれあげる。」
のんちゃんは北斗からもらった小さなぬいぐるみをぎゅっと握りしめて、
ありがとー、！
といつもの笑顔を見せてみせた。
慎「のんちゃん、ママは？」
「ママね、迷子！」
さっきまでの涙は嘘のようにニコニコしてるけど、迷子は絶対のんちゃんなんだよなぁ...
Aちゃん、心配してるだろうから早く合流したいんだけど..
俺はなんでAちゃんの連絡先を知らないんだろう。
仕方がない。
探そう。
慎「のんちゃん迷子のママ探すぞー！」
「おー！」
元気よく手をあげたのんちゃんを肩車し、Aちゃんを探すことにした。
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のあ(プロフ) - ミナさん» 返信ありがとうございます！！めっちゃ気に入りました！！こちらこそずっと応援してます！！ (2019年3月7日 21時) (
レス) id: c521d26f6d (このIDを非表示/違反報告)
ミナ(プロフ) - のあさん» ありがとうございます〜！気に入ってもらえて嬉しいです！これからもよろしくお願いしますっ！ (2019年3月7日 21時) (レス) id: 0d7cdb44a3 (このIDを非表示/違反報告)
のあ(プロフ) - 初コメ失礼します！めっちゃ面白いです！慎太郎好きやからめっちゃ嬉しいです！！これからも更新頑張ってください！応援してます！！ (2019年3月6日 21時) (レス) id: c521d26f6d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミナ
| 作成日時：2019年3月3日 23時
