トリップ少女の愉快な冒険【ハリーポッター】 (ページ4)

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3話ページ4

～1年後～

母「スピカちゃん、ごはんでちゅよ～」

貴「あい！」

えー、スピカです。１歳になりました。なぜか日本語も英語もしゃべれる天才１歳児です。

両親は知らないけどね。

うちは純血だけど純血主義じゃないので、ヴォルデモート卿に狙われているらしい。

まあ転生して１年で死んじゃうとかないと思うから大丈夫だとは思うけど、、、

やっぱり心配だな。

ガチャ

ん？何の音だ？

父「ちょっと見に行ってくる。君はスピカを見ていてくれ」

母「わかったわ。」

どうしたんだろう。まさかヴォルデモートが来てたりしてね。まあ無いと思うけど。

父「うわぁぁぁぁぁ」

えっ今のはお父さんの声

母「あなたっ」

どういうこと？まさか本当に来たの？

母「どうしましょう。せめてスピカだけでも、、、」

ヴォ「おとなしく俺様に味方すればいいものを。最後に一回だけチャンスをやろうか？」

母「チャンスなんていらないわ。私は闇には屈しない。」

ヴォ「ならば、死ね」

『アバダ・ケダブラ』

母「キャァーーー」

貴「お母さん！」

ヴォ「次はお前だ」

貴「よくもお母さんを！許さないっ！」

ヴォ「!?(なんだこのガキは。強い魔力を感じる。両親を殺した人間についていくやつには見えない。もったいないが殺したほうがいいようだな。)」

『アバダ・ケダブラ』

視界が緑色に染まったかと思ったら、腕に焼けるような痛みが走った。

ああ、私はここで死ぬのかな。

と思ったとたん、パッと消え、何か不思議なものが体に入ってきた。

貴「あれ？私生きてる！」

私は生きているということは、、、

私はハリーと同じ、生き残った子供なのか?

ということは、さっき体に入ってきたのはあいつの魂の欠片か。

お父さん、お母さん、1年間、ありがとう。絶対に仇をとるからね。