トリップ少女の愉快な冒険【ハリーポッター】 (ページ25)

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22話ページ25

～YOU SIDE～

コンコンコンッ

ぺ「早く起きなさい！！」

ペチュニアおばさんの声がする。
急いで着替え、ハリーを起こす。

貴「ハリー、朝だよ！」

ハリーはすぐに起きたので、着替えさせ、おばさんにドアを開けてもらい外に出た。

これから毎日おばさんに開けてもらわないといけないなんて、と内心ため息をつきながら、急いで朝食の準備を始めた。

この日の朝食は、みんな黙って朝食を食べた。

おじさんとおばさんは暗い顔で始終顔を見合わせていたし、ダドリーはずっとこっちを睨んできたからだ。

食べ始めて少し経った頃、朝の郵便が届いた。

おじさんは、私たちに優しくしようとしているらしく、ダドリーに取りにいかせた。

ダドリーは怒って杖でそこらじゅうを叩きまくりながら、玄関に行った。

やがて、ダドリーの大声がした。

ダ「また来たよ！プリペット通り4番地屋根裏部屋ハリー・ポッター様、A・エトワール様！」

おじさんは首を締められたような叫び声をあげて椅子から飛び上がり、廊下をかけて行った。

一応私たちも行ってみると、息も絶え絶えに立っているバーノンおじさんがいた。

バ「いますぐに・・・・自分の・・・部屋に行け」

おじさんはゼイゼイしながら命令した。

次の日も、手紙はやって来た。

その日バーノンおじさんは仕事を休み、家の郵便受けを釘で閉じてしまった。

しかし、毎日毎日手紙はやってくる。それもそのはず、私がダンブルドア先生に二回目の手紙を出した時に、嫌がらせで大量に手紙を送るように頼んだからだ。

部屋から出してもらえる回数は減ったけど、その分ハリーに色々と教えられるから好都合だった。