トリップ少女の愉快な冒険【ハリーポッター】 (ページ19)

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16話ページ19

～HARRY SIDE～

急いでスピカのところへ行くと、スピカは手紙を持っていた

ハ「ねえ、それ何？」

貴「私たち宛ての手紙だよ。」

ハ「僕たち宛ての⁉︎」

僕は手紙を受け取ってまじまじと見つめた。

心臓は巨大なゴムひものようにビュンビュンと高鳴った。

僕にとって、これが初めての手紙だ。

貴「いい？ハリー、これから話すことは、信じられないかもしれないけど、とっても大切な真実だ」

そう言って、スピカは真剣な顔をした

ハ「うん、分かった」

僕は黄色みがかった封筒をよく見た

エメラルド色で宛名が書いてある

サレー州リトル・ウイジング
プリベット通り4番地
階段下の物置内
ハリー・ポッター様

貴「私たちは、魔法使いなんだ」

部屋の中が、シーンとした。

聞き間違いかもしれない、そう思い、もう一度聞いた

ハ「僕たちが、何だって？」

貴「魔法使いだよ、今言った通り。まあ、まずは手紙を読んでみて」

僕は手紙をあけ、中から手紙を取り出し、読んだ

ホグワーツ魔法魔術学校
校長アルバス・ダンブルドア

親愛なるポッター殿

このたびホグワーツ魔法魔術学校にめでたく入学を許可されましたこと、心よりお喜び申し上げます。教科書並びに必要な教材のリストを同封いたします。
新学期は9月1日に始まります7月31日必着でフクロウ便にてのお返事をお待ちしております。

敬具

副校長ミネルバ・マクゴナガル

僕の頭の中で、まるで花火のように次々と疑問がはじけた。

何から先に聞いていいのか分からない。しばらくしてやっと、つっかえながら聞いた。

ハ「どういうこと？ホグワーツって何？フクロウ便ってなに？」