18(20歳と19歳) ページ34
私はいつの間にか眠っていた。テレビをつけカーテンを開けるとズキズキと目に入ってくる日差し。
テレビは朝のニュースがやっており私はそれを見ていた。
ただひたすら眺めているだけで、内容は頭に入らなかった。
朝食のパンを切らしていたのを思い出しコンビニに向かった。朝のこの時間帯はまだ人があまりおらずスムーズに帰れた。
パンのついでにスムージーとサラダを買った。
今日は出勤時間が少し遅いためのびのびとしていた。
スズメの鳴き声を聞きながら朝食をとるとスマホから音が聞こえた。
見ると弔からだった。
死柄木弔おはよ。なにしてる
心配性なのか？そう思いながら返信した。
舞花おはよ、朝ごはん食べてたー
死柄木弔そうか。今日なにすんの
そんなに気になるのそれ
舞花仕事だけど、どーして?
死柄木弔なんでもない。男と絡むんじゃねえぞ
いやいや、仕事柄バリバリ絡むんですが、
ただ彼がこんなこと言ってくれるのは正直うれしかった。
私はありがとうと返信しそこからメールは来なくなった。
顔を洗いパジャマからヒーロースーツに着替える。私の場合女性だからとロッカーが使えないため家で着替えていく。帰るまでずっとこれだ。
私のヒーロースーツは白衣を少し改良したよ的なスーツでちょっとかっこいい。
歯磨きをし、家から出て事務所に向かう。
電車ではほぼ毎日声をかけられる。
駅からでて5分程で事務所に着く。
先輩「おはよ、15分前行動まだやってるのか。関心だな。」
舞花「癖ついただけですよ。おはようございます。」
すると先輩は机から資料を取り私に託す。
先輩「悪いがこれ、雄英まで届けてくれないか？」
舞花「分かりました。行ってきます。」
こうして来たばかりの事務所をでて雄英まで向かう。
前に言ってそんなに経ってないが久々な気がする。
電車にのり、歩いて雄英まで着くとなんだか騒ぎが起きていた。私は直ぐに職員室に向かいプレゼント・マイクさんに事情を聞いた。
何やら侵入者がいたらしい。記者だったからよかったと言っているが明らかにおかしい。
すると扉があき、イレイザーさんがきた。
相澤「来てたのか、すまない、バタバタしていて」
舞花「大丈夫ですよ。それより明らかにおかしいですよね」
私は何故か職員会議に参加するようイレイザーさんに言われた。
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作者名：むぎちゃ | 作成日時：2020年5月25日 19時
