𝘗𝘳𝘪𝘯𝘤𝘦𝘴𝘴 𝘥𝘢𝘺 ページ8
Aside
絶賛女の子の日なう。
そして、ダンス練習なう。
今まではそんなに重くなくて、少しだるいなーとかで済んだけど、今はすんごいピンチ。
しゃがむの辛いしダンスは当たり前だけど激しいし。
動く度に血が滴ってないか心配。
まぁそれよりもお腹が痛いんだけどね。
でも一応覚悟していたことだし、それで練習を
休むとかそういうつもりは全然ない。
一旦休憩がはいって、みんな座ったり水飲んでたり少し練習していたりしている。
いつもは練習しているけど今日ばかりは休むことにした。
A「はぁ……」
意外と慣れない痛み。
京介「もとちゃん」
最低限のことはしっかりやって今日は休もうと
思っていた時、隣に座っていた京ちゃんにこっそりと話しかけられた。
A「んー？」
京介「なんか……血、が、、？」
少し気まずそうな京ちゃんの表情と発言。
急いで立ってみると、座っていた床に血がついていた。
これズボンにもついちゃってるやつ、！？
A「あー……、あらー、、」
なんとも言えない。
京介「俺拭いておくからもとちゃんトイレとか行っても大丈夫だから」
そんな京ちゃん優しい言葉に甘えてトイレに行くことにした。
A「うぉお、、、」
ズボンにもまぁまぁついてしまっていていたけど、着替えをいつも持ってきていたのでセーフ。
パパっと履き替えて、練習室に戻った。
幸いにもまだ練習は始まってなかった。
そして、私が座っていたところを見ると、
京ちゃんが綺麗にしてくれたのか、全く汚れていなかった。
A「京ちゃんありがとー…！」
京介「全然、辛かったら言って」
A「なんか珍しく優しいね」
こんなに優しい京ちゃん久しぶり……というか初めて見た。
京介「病人だから」
いつもは塩対応くせにーとか思ったけど、
そこでまたダンス練習が再開された。
京ちゃんの優しさに感謝しながら残りのダンス練習を行った。
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作者名：みになMINI | 作成日時：2023年12月2日 19時
