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朝
「・・・・ふぁあ」
あれ、ここ、どこ・・・そうだ、私病院に運ばれて・・・
え、でも・・・
「思い、出せない・・・」
なんで病院で私は寝ているのだろうか。
え、怪我したっけ・・・・
家「起きたかA」
「しょ、硝子さん!」
硝子さんが出張るほど私は怪我してたのかな
「す、すみません硝子さん・・・私そんなに怪我してましたか」
家「・・・・そうだな、大怪我だったぞ」
「え、えぇ・・・すみません、わざわざ・・・」
家「気にすることないよ。その辺で死なれてる方がよっぽど目覚め悪いからね」
「あの、私・・・任務で神様やっつけて、そこから倒れてしまって・・・その時そこまで怪我とかしてなかったと思うんですけど・・・」
家「アバラ折れてたけどね」
「うっ」
家「どう?一応記憶障害とかないか確認のための質問だけど、どこまで記憶ある?」
「あ、え、任務で神様やっつけて・・・まで、ですかね。」
家「(なるほど、呪詛師とやり合ったところは全く記憶がないんだな)そうか。調子とかはどうだ?」
「んん・・・でも、まだ回復してないのか呪力が少ないような気がして・・・すみません、おかしいですよね」
家「あぁ、それに関しては」
五「硝子〜!見てみて!栃木限定のスイーツだって!いや〜うまいね〜!!僕好みの味!!ってA起きたの!?」
家「朝からよくそんなに騒げるな」
「師匠!」
どうしてこんなところに
五「どう?調子は」
「あ、はい、元気ですけど・・・呪力が全然戻ってなくて・・・」
五「どれくらい?体感的に」
「いや、わかんないですけど・・・なんか少ない?って思うだけです。」
五「ふ〜ん、単純に疲労じゃない?」
「ひ、疲労ですかね」
五「うん、だって僕の目に映っているAは前と変わらないよ」
「そう、ですか・・:」
五「ただA、神様の任務の時呪力使いすぎたでしょ。多分それのせいで呪力出力が落ちちゃってるから当分はでかい術とかはやめときなね。」
「はい・・」
あ、そうだ
「そういえば師匠、私領域展開できるようになりましたよ」
そういうと師匠は少し驚いたのか一瞬止まった
五「・・・へぇ、その段階まできたんだね、A」
「少しは強くなりましたよね、私」
五「いーや!全然だね!僕には敵わないし!」
「そりゃ師匠は無理ですよ」
最強だし
家「全く・・・なんもないなら私はそろそろ帰るぞ」
「あ、ありがとうございました!」
家「お大事にな」
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作者名:あや | 作成日時:2023年10月15日 14時