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五「…とりあえず、お前を病院に連れてく。話はそこからね。」

師匠

なんで、こんな所に…

私は、そこで意識を失った。





「…ん」

白い天井

薬品の匂い

「(ここ、は…)」

家「目が覚めたか」

硝子、さん?

高専に帰ってきた…?

いや、でも…

家「ここはまだ栃木だよ。お前はここに救急搬送されたんだ。私は呼ばれてね」

「そう、なんですか…ぅっ」

ズキン

「いた…」

家「頭、痛む?」

「は、い…」

家「一応鎮痛剤は打ったんだけどね、まぁ無理もない。脳が焼ききれてるんだから。」

やっぱり…

「もう、呪術師、続けられませんよね」

家「それに関しては五条と相談の上だな」

「え…?」

丁度ガラガラとドアが開いた

五「…」

「あ、し、ししょ」

五「ごめん硝子、ちょっとだけ2人にして貰える?」

家「どうなったか後で報告しろよ。」

そう言って硝子さんは外へ出ていった。

五「…話すのは久々だね、A」

「あ…はい、お久しぶりです」

五「体調は」

「まだクラクラしますけど…大丈夫です。」

五「本当に?」

「…はい」

五「嘘ついてるよね、僕が気づかないと思ってる?」

「…頭が、ズキズキしてます」

五「…お前の脳はもうほとんど焼ききれてる。今呪力を使えば、もう一切の術式も、呪霊も見えなくなるレベルだ。

なんでそんなになるまで術式を使った?

今すぐに倒さなくても誰かと連絡とって倒せばよかったんじゃないの?」

「…」

ご最もだ。師匠の言ってることは正しい。

でも

「もし、今逃がせば…他の術師や、非術師の人達に危害を加える可能性が、あったので…」

五「それでお前が倒れたら元も子もないよね。」

「…はい」

五「…」

「…あの、師匠、私、もう呪術師、出来ないですか」

五「…」

「私は、まだ多くの人を助けたいです。」

五「…Aなら、そう言うと思った。でもさ、僕としては反対なわけ。だってまた絶対無茶するから」

「…」

否定できない。

五「でも、わかった」

「え」

五「まだ術師続けたいんでしょ。完全に焼ききれてはないから、硝子に頼んで反転術式で完全回復させれる。だから続けられるよ」

「ほんと…ですかっ…!」

よかった…!まだ、続けられる…!

五「ただし、条件は2つ、飲んでもらうよ」

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作者名:あや | 作成日時:2023年10月15日 14時

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