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間違いなく幻夢は当たったはずなのに
「くっそ・・・」
無「何が何だかわからんってなってますなお姉さん」
・・・・もし、もしこの術式なら・・・恐ろしいけど・・・
「ねぇ無窓、さん・・・私の術式使わなくても、師匠を、五条悟を倒せるんじゃないの?」
ん?とわざとらしく考えるフリをする無窓さん
無「いんやぁ、無理だなぁ。あいつぁ倒せん。まずあやつの周りにはってある無限をどうにかせにゃいかんし、その間に倒されちまう」
「そう、ですか・・・」
よかった
「(術式無効化ではないのか・・・じゃあ一体なんの・・・)」
無「あっしの術式、何かわからんでしょう?お教えしますよ。
『失効』それが術式名です。
効果は術式を5回だけ数無効化する。つまり術が効かんのです」
「・・・・チートめ」
無「お姉さんがそれを言っちゃあ怒られますよ」
5回、つまりそれを超えたら効くわけだ
「まぁ・・・5回・・・あんたに術式ぶち込めばいいわけだ・・・」
無「でもお姉さん、もうそろそろ限界でねぇですか?呪力もそこまで残っていない。あっしを倒せるとお思いで?」
「・・・・倒せるか倒せないかじゃない。倒さなくちゃ、みんなを守れない・・・!」
体はまだ動く。目も見える。耳も聞こえる。
なら
戦える・・・・!
「(手数ならある)『幻出 五十剣』!」
無「効かんよ」
無窓さんは全て避けきった
やっぱ避けるか・・・
ならもうゴリ押しで術式ぶつけていくしかないのか
動け私の足
無「動作停止」
「がっ」
無「お姉さん忘れてたろう?」
忘れてた!!
だけど
「ぐぎぎぎぎ・・・!!」
こんなもんで、私の足を止められると思うなよ・・・!
「おんりゃぁぁぁあ!!」
パキィン
バシュ
「はぁっ・・・はぁっ」
2回目
「(あと3回!!)」
無「驚いた、お姉さん法力効かんのですなぁ・・・」
「はぁ・・・はぁ・・・昔から、そーゆー縛る系の術式はあまり効かないんですよ・・」
無「少々甘く見ていたなぁ・・・まぁ、いいか」
「!!」
目の前_______
「がはっ!」
無「そうらやってみなされお姉さん!」
体術もできんのかこの人・・・!
ドン
「うぐっ・・・」
いいとこ入った・・・しかも脇腹のした・・・・
無「動けんだろう、術式も___」
「・・・・『幻出 破魔矢』・・・」
無「な」
バチィン
「はぁ・・・1発・・・入った・・・」
もう、ちょっと・・・
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作者名:あや | 作成日時:2023年10月15日 14時