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五条side
まずい
五「あと何分くらい？」
伊「え、後1時間半くらいかと・・・」
五「もっとかっ飛ばして早く」
伊「えぇ！？」
まずい
五「(『日本全土に幻』・・・これができるのはおそらくAだけ、しかも)」
『変幻影表術 終ノ術』を使わせようとする可能性が高い。
五「(一体どこでバレた？術式を知っている輩がたまたま？そこからAに行き着くにはかなり難易度が高い)」
Aが自分からその術を使うとは考えにくいしな・・・
であれば
洗脳系の術式か、あるいは縛りでやらされるか
もしくはどちらも効かず、拷問にかけられているか
五「あ"ぁ、くっそ！！」
伊「！！(相当苛立っているな)」
自分が腹立たしい。
確かに、今思い返してみれば高専には連絡がいっているのに僕にはあの後折り返し電話がなかった。
そこの異変に気づくべきだったんだ。
頼む
五「(僕が行くまでやられんじゃねえぞ・・・A)」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
皆見side
「天地明星」
師匠が憎い
「夢幻四象」
もうどうでもいい
「正邪詩想」
もう、なんでも・・・
「全てこの名のもとに」
全て消えて＿＿＿＿＿＿＿＿
？『本当に？』
・・・・・だれ？
？『君は、本当にそんなことを望んでいるのかい？』
「だ、れ・・・なの・・・」
？『私が知っているAは、そんなくだらない連中に力を貸すような子じゃなかったと思うけど』
「が・・・あ・・・」
痛い・・・頭が・・・
？『助けるんだろう？』
誰、を・・・
？『さぁ？それは私にはわからないけど』
たすける・・・・タスケル・・・助ける・・・
傑、さんを・・・非術師の皆さんを・・・もちろん術師の皆さんも・・・
「師匠・・・を・・・」
？『さ、早く戻りな』
そう、だ・・・私は・・・
「(師匠も含めて・・・全員救う)」
そのために呪術師になったんだ！
バチィッ
男1「ぐはっ」
夢「何事だ！」
「はぁ・・・はぁ・・・」
夢「まさか・・・洗脳が解けたのか！？どうやって！？」
「はぁ・・・よし」
いつの間にか縄が解かれてる、そうか、縄縛ったままだったら私の術使えないもんな
夢「想定外だなぁ・・・お姉さん、どうやって解いたんで？」
「・・・・声」
夢「はい？」
「声に、助けられた」
聞いたことのある声だった。・・・それは後で考えよう
それより
「全員・・・覚悟はいいよね？」
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作者名：あや | 作成日時：2023年10月15日 14時
