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伊地知side

五「はぁ〜前々から思ってたけどさ、僕の扱い酷くない?」

伊「お、お疲れ様です・・・」

五条さんを任務地へ送り届けている最中、大体この人はこんな話をする。

正直この返答で合ってるかどうかはわからない。

伊「つきました」

五「んじゃ、ちゃっちゃとやってくる」

伊「は、はい」

最近五条さんにつくことが多いんだよな〜・・・別に不満とか、そういうのではないのだけれど

五条さんはこの任務後2つほどまた別の任務がある。今日はだから五条さんにつきっきりだ。

伊「(甘いものとか必要だろうか。だとしたら今の間にコンビニに・・・・でも五条さんすぐに終わりそうだしな・・・)」

そんなことを考えていると

prrr prrr

伊「はい、伊地知です。」

補助監督1「伊地知さん、お疲れ様です!あの、早急に確認したいことがあって・・・!」

伊「私でわかることなら・・・」

補助監督1「はい!あの、今って高専ですか?」

伊「いえ、今は外ですが・・・どうかしましたか?」

補助監督1「あの、その・・・皆見術師から、あの後連絡きたかな、と」

伊「皆見さん?」

どうかしたのだろうか

伊「いえ、私が出る前にそのような連絡はなかったかと・・・」

補助監督1「実は、皆見さんと連絡が全くつかないんです!」

連絡がつかない?

伊「詳しくお願いします」

補助監督1「任務前に皆見さんをおろした場所に迎えに行ったんですけど、どこにも彼女の姿が見えなくて、おかしいなと思って何度も連絡したんですが全く繋がらないんです!」

伊「任務地には行きましたか?」

補助監督1「行きました!もしかしたら意識が切れているのかもしれないと思って、村に入ったんですけど、誰も、いないんです・・・!」

伊「・・・・」

皆見さんが意識が切れて倒れていて連絡がつかない。なら、最近はなかったが昔はよくあった。

だけど

伊「(五条さんと違って、彼女は必ず連絡を入れる。連絡がないことはまずない)」

そこから考えられる可能性としては_______

五「ねぇ、変わって」

伊「あっ!」

五条さん!?いつの間に・・・

五「もしもし?Aに何かあったの?」

ああ・・・私の携帯が・・・・

今度2台か3台持ち歩けるようにしよう・・・

それにしても

伊「(皆見さんを仮に誘拐したのであれば・・・・)」

相手が相当な実力者であることがわかる。

五条さんから電話を返してもらったら、すぐに高専に連絡を

無事でいてください、皆見さん

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作者名:あや | 作成日時:2023年10月15日 14時

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