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翌日
午前中は昨日同様走ったあと、久々に高専の外に出た。(もちろん夜蛾先生には許可もらってる)
理由は欲しい漫画があるから。小学校の帰りは寄り道だめだから買えないんだよね・・・・
昼からは師匠が帰ってくる前までに軽く術式の練習する予定だから、、お昼前には帰らないと・・・
でも、せっかく街いくし・・・
「(ちょっと寄り道して帰ろーっと!)」
高専自体は山の奥だけど、バスで下って行ったら本屋さんや雑貨屋さんがたくさんある。
私だって普通に女の子だし、ちょっとくらいいいいよね。
と、思って本屋さんで漫画を、雑貨屋さんで可愛いペンギンのぬいぐるみを買ったら
現在13:00
やばいやばい思ったより時間かかっちゃった!!
すぐにバスに乗って高専の麓まで行く。
そこから最後は坂道だからきつい・・・
そしてついたのが13:45
「つ、疲れた・・・・」
軽くご飯食べてちょっとだけ寝よう・・・・眠いとただでさえ呪力操作苦手なのに余計にできなくなっちゃう・・・・
そう思いながら高専の門をくぐり、ご飯をたべ、ふらふらしてベッドで寝た。
「(師匠達帰ってくるの4時くらいって言ってたから・・・3時に起きよう・・・)」
アラームをかけて、私はお昼たべた後の睡眠という学校では絶対にできない快楽を堪能することにした。
ゴゴゴゴゴゴ・・・・・
「んん・・・?地震・・・・?」
部屋が揺れた。時間は3時10分くらいなんだけど、普通にアラームはなっていた。アラームで起きれてなかったんだ・・・地震、ありがとう
でも、なんかおかしい・・・・暗い?
私の部屋の窓から見えたのは高専の中で鳥居がいっぱいあるところらへんが暗くなってて、煙も上がっている。
「え・・なんで・・・?火事・・・?」
そして目を凝らしてみると暗くなっていたものがこっちにきている。いや、分散している・・・?
そこら中にバラバラに・・・・
「あれ、って・・・・」
ブーブー
携帯・・・夜蛾先生からだ・・・
私はすぐに電話に出た。
夜『A、無事か?今どこにいる!?』
「私は、今寮にいます!先生、外が・・・」
夜『蝿頭が高専内に突然現れて、その対処に追われてる。危ないから外に出るなよ!』
「え、でも・・・蝿頭相手だったら、私、倒せますよ!」
修行でも蝿頭はよく使っていた。それくらいなら私でも難なく祓える!
夜『だが、何が起こるかわからん!侵入者の可能性もある!』
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あや(プロフ) - さとさん» ありがとうございます!全力で描かせてもらいますのでぜひ続編の方もお願い致します!! (8月6日 11時) (レス) id: db0fd9ce69 (このIDを非表示/違反報告)
さと - 百鬼夜行編とても楽しみです!いつも面白い話を提供して下さりありがとうございます! (8月6日 7時) (レス) @page27 id: cdb499747b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あや | 作成日時:2023年7月31日 12時