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夏「そう、皆殺し。君の術式、変幻影表術があれば私の理想により近づくことができる・・・利用価値があるんだ」
「なんで・・・傑さん言ってたじゃないですか。『呪術は非術師を守るためにある』って・・・私は、私は・・」
夏「過去の話だ。＿＿そんなくだらない思想、早く捨てるといい。」
くだらない思想、傑さんはそう言った。
憧れの人、大好きな人に、私が目指している呪術師のあり方を、あの人自身が否定した。
私が憧れたあなたを、たとえ傑さんでも、侮辱しないでよ
「＿信じません。私は傑さんがそんなふうに思っているなんて信じません。(グスっ」
涙が出てきた・・・出てほしくない。やめて
夏「信じる、信じないは君の自由だ。だが時期にわかる。その考えは捨てるべき、と」
「信じないです！！傑さんがそんなこと言うわけない！」
泣きながら私は言う。
夏「＿そうか。ならば自由にするといい。君の術式は利用価値があるということに変わりはない。来たいと思ったらいつでも歓迎するよ。」
飄々と、そして淡々と傑さんは話す。
「いや・・・なんで・・・」
夏「明日、高専下のコンビニに朝10時。少し気持ちを整理する時間もいるだろうから、ね」
そう言って傑さんは繁華街の人混みの中に溶けていった。
「傑、さん・・・・」
私は、どうすればいい・・・？
傑さんを止めるべきなんだろう。追いかけるべきなんだろう。
でも、できなかった・・・引き止められなかった。
何かを全て諦めたような、それでいて、信念に満ち溢れた瞳をしていた。
「私は・・・どうすれば・・・」
もう、傑さんの姿は影も形もない。
私の顔は涙と汗でぐちゃぐちゃ
「(・・・とりあえず、師匠、に・・・)」
師匠に電話を繋いだが、間が悪かったのか出なかったため、メールをした。
その後私は引き返し、高専の方へと向かった。
高専には、誰もいなかった。
「(師匠・・・この時間いるはずなのに・・)」
高専の校舎内を歩く。
師匠達のクラスには、小学生の頃は度々遊びに行っていたため、もう慣れたものだ。
「(なんで・・ここきたんだろ・・・)」
もしかしたらドアを開けたら師匠も、硝子さんも、傑さんもいて、みんなでワイワイしているのを想像したのだろうか
それだったら、なんて素敵なんだろう・・・
そう思い、ドアを開けると
五「＿＿A」
「し、しょう・・・」
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あや(プロフ) - さとさん» ありがとうございます！全力で描かせてもらいますのでぜひ続編の方もお願い致します！！ (8月6日 11時) (
レス) id: db0fd9ce69 (このIDを非表示/違反報告)
さと - 百鬼夜行編とても楽しみです！いつも面白い話を提供して下さりありがとうございます！ (8月6日 7時) (レス) @page27 id: cdb499747b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あや | 作成日時：2023年7月31日 12時
