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「どっか旅行でも行くんですか?」

灰「違う違う、明日の任務が結構遠出でさ、せっかくだからお土産みんなに買ってこようと思って!夏油さんは五条さんも食べるかもだから甘いものって言ってたんだけど、Aちゃんは何がいい?」

「じゃあ、私はしょっぱいものでもいいですか?どっちもあったほうが皆さんも食べやすいだろうし」

灰「了解!しょっぱいものね!」

「ありがとうございます!」

灰「あ、やばい、七海に呼ばれてるんだった!早く行かないと怒られる!じゃあAちゃんまた今度!」

「頑張ってください!」

灰「ありがとー!!」

ピューンと叫びながら走り去っていった。

「(私も呪術師やってたらそのうち遠くに行ったりするのかな・・)」

お土産楽しみにしてよーっと思いながらコーラを片手に寮に戻った。


__________________

「え・・?」

夏「灰原が、亡くなった」

傑さんが高専の霊安室みたいなところから出てきたのを見かけたので声をかけた。

傑さんは以前見た時よりクマが酷くなっていた。

「はい、ばらさんが・・・ですか?なんで・・・」

夏「・・・2級案件の任務だったはずが、1級案件の土地神だったらしい。今は、悟が引き継いでいる」

1級案件。しかも土地神というのは普通の1級でもかなり特級に近いものだと聞いたことがある。

学生の中で特級クラスとなると師匠か傑さんレベルだ。

それが、出てきたって・・・・

夏「・・・中にはまだ、七海がいるはずだ。最後の別れでも、しておいで」

「はい・・・」

そう言って傑さんは背を向けてどこかへいった。

私も霊安室の方へ足を進める。

「・・・失礼、します」

目の前には布を頭にかぶせた下半身のない遺体

「っ・・・・はい、ばらさん・・・・」

ポロポロと涙が出てきた。

私にお土産何がいい!?って太陽みたいに笑顔で話す灰原さんは、もうこの世にいないんだ。

七「・・・Aさん、ですか」

「へっ?あ、七海さん・・』

ドアの近くの椅子に七海さんが座っていた。全く気づかなかった・・

七「Aさん、あなたが踏み入ろうとしている世界は・・・こんなのが当たり前です。いつも身近にいた人が、ふとした瞬間に消えている・・・・それを乗り越えて、また呪霊を祓えと、言ってくる。そんな世界です」

こんな、理不尽なこと、ありますかと七海さんの言葉が次々と刺さってくる

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あや(プロフ) - さとさん» ありがとうございます!全力で描かせてもらいますのでぜひ続編の方もお願い致します!! (8月6日 11時) (レス) id: db0fd9ce69 (このIDを非表示/違反報告)
さと - 百鬼夜行編とても楽しみです!いつも面白い話を提供して下さりありがとうございます! (8月6日 7時) (レス) @page27 id: cdb499747b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あや | 作成日時:2023年7月31日 12時

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