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五「夏バテ」
「え」
五「夏バテだってさっき言ってたぞ」
「そう、なんですね・・」
五「それがどうかしたか？」
「いや、なんでもないです・・・」
夏バテ？確かにここ最近の暑さはすごいけど・・・
「(夏バテの一言で済まされるような顔色じゃ・・・)」
でも本人がそういうなら、話してくれるまで待つべきなのかな・・・と思い、それ以上は考えないようにした。
翌日
ﾊﾞｼｭｯ ｽﾞｼｬｯ
ｷﾞ ｷﾞｬｧｱｱｱ
「・・・よし」
五「いいじゃん。全然問題なさそうだな」
3級案件の任務はかなり単純なもの。術式を使うまでもなく、刀に呪いを込めて振るだけで終わった。
「思ったより大丈夫でした」
五「余裕って感じか、なら追加で任務やってみるか？夏休みの課外学習ってことで」
「呪術師は万年人手不足ですし・・・私も力になりたいのでぜひ」
五「おっけー、そう伝えとく」
んじゃ、俺他の任務あるから先帰っといてと言われ、補助監督さんの車に乗せてもらう。
車内では補助監督さんが私に労いの言葉をかけつつ、気まずくならないようたくさん話しかけてくれた。
補「つきました。お疲れ様でした、ゆっくり休んでくださいね！」
「ありがとうございます」
とりあえず楽勝だったとはいえ暑いため服を着替えようと寮に向かう。
「(あ、でも喉乾いたな・・・自販機、その辺にないかな・・)」
キョロキョロと探していると建物の影に自販機があった。ちょうどいいしあそこで買おうと財布を探しながら向かっていく。
灰「あれ？Aちゃん？」
「・・・灰原さん？」
私が向かおうとする建物の反対側から出てきたのは灰原さんだ。
おーい！と手を振りながらこっちに向かってきた
灰「聞いたよ！初任務お疲れ様！どうだった？」
「師匠も付いてましたし、全然大丈夫でした！」
灰「そっか！でも確か3級呪霊だよね？じゃあすでに3級以上の実力はあるってことだよね、そのうち抜かされるだろうな〜僕」
「いやいやいや、まだまだですよ私なんて・・・」
灰「謙虚だなぁ・・・そうだ！Aちゃんの初任務祝いってことで飲み物買ってあげる！自販機に行こうとしてたんだよね？」
「そうですけど・・・いいんですか？」
灰「任せて！好きなの選んでいいよ！」
「じゃあ、コーラで」
灰「お、Aちゃんいいもの選ぶね〜、了解！」
ｶﾞｺｺｯ
灰「はい、お疲れ様！」
「ありがとうございます！」
灰「いーえ、あ、そうだ！お土産何がいい？」
「？」
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あや(プロフ) - さとさん» ありがとうございます！全力で描かせてもらいますのでぜひ続編の方もお願い致します！！ (8月6日 11時) (
レス) id: db0fd9ce69 (このIDを非表示/違反報告)
さと - 百鬼夜行編とても楽しみです！いつも面白い話を提供して下さりありがとうございます！ (8月6日 7時) (レス) @page27 id: cdb499747b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あや | 作成日時：2023年7月31日 12時
