67 ページ2
灰「えらいね!自主練かぁ・・すごいなぁ___あ!」
いいこと思いついた!と灰原さんは七海さんの方へ向く。
七「(嫌な予感が・・・)」
灰「Aちゃんの自主練付き合おうよ七海!」
七「お断りします」
灰「えー!なんで!」
七「私は今さっき任務から帰ってきたんです。少々疲れたので休みたい。」
確かに七海さん、少し疲れてる顔してる・・・
「あの、寮に戻ってゆっくり休んでください」
七「そうさせていただきます」
灰「えー、七海も一緒に行こうよ。七海も言ってたじゃん、Aちゃんの術式興味あるって」
七「別に今日じゃなくてもいいでしょう」
灰「この先呪霊も増えるって聞いてるし、Aちゃんの術式いつ見れるかわかんないよー?それにほら、何かあったら僕たち2人で見とけば対処できると思うんだよね!」
七「・・・(それは、確かに。何かあれば五条さんに言われるかもしれない)」
「え、あの、自主練は何も今日だけじゃなくて」
ずっとやっているので大丈夫、と言う前に
灰「ね!一緒に行こう!Aちゃんもそれで大丈夫?」
「あ、私は全然、いいんですけど・・・」
七海さんははぁ・・とため息をつきながら顔を上げた
七「・・・ちょっとだけですよ。」
灰「やったー!」
「七海さん、本当に無理しなくて大丈夫ですよ・・?」
七「いえ、確かに今日を逃せばこの先見る機会もないかもですし、何かあったときに五条さんに何か言われるかもしれません。先ほど灰原も言っていたように興味はありましたので」
お構いなく、と七海さんは呪具をかけなおしながら言った。
灰「よし!じゃあAちゃん、いつも修行しているところに連れてって!」
「は、はい!」
七海さんと灰原さんを連れて高専校舎から少し外れた広場へ行った。
灰「そういえばAちゃんの術式ってなんていうの?」
「あ、えと『変幻影表術』って言います」
術式の名前は何かの本に書いてあったらしい。師匠が多分これ、って言って見せてきたのを覚えている。
そこそこ古い術式なんだって。
七「確か、幻を相手に見せることと、実物があるかのような幻を作り出すこと、でしたっけ」
「そうです・・・」
灰「へぇ〜!どんなもの作れるの?」
「今は、小さいものだったらある程度は・・・剣とかも、作れますよ」
ただ、イメージできないものは作れないけど・・
七「術式で武器なども作れるんですね・・・便利な術式だ」
127人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あや(プロフ) - さとさん» ありがとうございます!全力で描かせてもらいますのでぜひ続編の方もお願い致します!! (8月6日 11時) (レス) id: db0fd9ce69 (このIDを非表示/違反報告)
さと - 百鬼夜行編とても楽しみです!いつも面白い話を提供して下さりありがとうございます! (8月6日 7時) (レス) @page27 id: cdb499747b (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あや | 作成日時:2023年7月31日 12時