41 ページ4
ちょっと待ってたらサポートの人がきてくれて私とげとうさんを乗せてくれた。
「げとうさん、私今からどこに行くの？」
夏「私の学校だよ。そこでちょっとAちゃんの話を私の先生と一緒に聞こうかなと思ってね」
「げとうさんは何歳なの？」
夏「私かい？今は15歳だよ。今年で16になるかな。Aちゃんは？」
「私は11歳・・」
夏「そうなんだ。ってことは小学校5年生かな？」
「うん。げとうさん15歳で今年16って言ってたから・・・高校1年生？」
夏「賢いね、そうだよ。」
「えへへ・・・ありがとう」
こんな感じでいっぱいおしゃべりした。好きな食べ物、嫌いな食べ物、習い事の話・・・
げとうさんは私の話ちゃんと聞いてくれるから嬉しい。
補「つきました。高専です。」
夏「ありがとう。Aちゃん、学校着いたって。」
「あ、えと、運転ありがとうございました！」
補「いえいえ、お気をつけて」
そう言ってサポートの人は次の任務があるのでって言ってどっかへ行ってしまった。
え、任務・・・かっこいい・・・忍者みたい。
そう言って高専内を歩いている私たち。
東京のはずなのに木が多くてびっくりした。
夏「モユちゃんはえらいね。しっかり相手とのコミュニケーションを取るにはまずは挨拶や礼儀が大事、というのが幼いながらに良くわかっている。悟にも見習ってほしいよ」
「！！ありがとう・・・！お母さんがよく、ちゃんとお礼や挨拶はしっかりしなさいって言われてたから・・」
嬉しい。でもさとるさんって誰だろ・・・
夏「へえ、いいお母さんだね。」
「うん・・・・あ、あの」
夏「うん？どうした？」
「さとるさん・・？って誰？」
夏「ああ、悟はね私の同級生なんだ。今はちょっと用事で多分学校にいないけど、運が良ければ会えるかも」
「そうなんだ・・・」
げとうさんがいい人なら、そのさとるさんもきっといい人のはず！会ってみたいな
夏「ついた。先生呼んでくるから少し待っててね。」
「うん！」
そう言ってげとうさんは多分職員室？の中に入っていった。
先生もどんな人なのかな・・・
ｶﾞﾗｶﾞﾗｶﾞﾗ
ドアが開いて出てきたのは
夜「君が皆見Aちゃんかな？」
「へ、は、はいっ！！」
めっちゃ怖いおじさんだった。
夏「ふっ・・・怖がられているじゃないですか・・・w」
夜「・・・・」
「え、あの・・・」
夏「あぁごめんね。この人が私の先生なんだ」
こ、この怖い人が・・・
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 127人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あや | 作成日時：2023年7月18日 19時
