40 ※少々グロ注意 ページ3
これは、無理だ、私、死ぬんだ・・・
ﾅｯﾅｯﾅｯﾅﾆｼﾃｱｿﾌﾞｩｩ？
お化けは私を食べようとしてるのか口を開けてきた。
その時
「うわっ！！」
私を掴んでいた腕？が切り離され、私は地面に落とされた。
「何、が・・・」
見たものは信じがたい光景。
お化け達が争っている。
ｲｲｲｲﾀﾞｲｲｨｨ
私を襲っていたお化けは痛がっており、
私を助けてくれたお化けは食いちぎっていた。
「へ・・・ひっ・・・」
何が何だかわからない。私は夢でも見ているのだろうか。
＿？「完全に殺す(祓う)なよ。取り込むから」
いつの間に入ってきたのか後ろから男の人の声がした。
そして私を襲ってきたお化けは
ｷﾞ､ｷﾞｬｧｧ
と言ってその男の人の手のひらで丸いボール？になっていた。
それをその男の人が食べた。
え、食べた？
？「＿大丈夫かい？君」
「え、あ・・・」
うまく声が出せない。
？「・・・お父さんとお母さんのことは・・・すまなった。私がくるのが遅れてしまった。」
「あ、おとうさ・・ん、お母さん・・・」
そうだ、お化けから逃げるのに必死で、考えないようにしていた。
「お、おかあ・・・うっ・・・」
気づかなかった。ここまで酷い匂いがしていたこと。
鉄の匂いと色々と混じった匂い・・・
それと同時に涙も出てきた。
？「っ・・・すまない。本当に。」
「ﾋｸﾞｯ・・・で、も、お兄さん、助けて、くれてありがとう・・・」ｸﾞｽｯ
そういうとお兄さんはびっくりしたのか えっ と声を出した。
？「＿君が無事で、よかった。」
＿＿＿＿＿＿＿＿
そう言うとお兄さんはどこかへ連絡していた。
お父さんと、お母さんは一旦そのお兄さんのサポート？をする人が運んでくれて、きちんと式もさせてくれるらしい・・
「(お父さんも、お母さんも、もうAの近くにいない・・)」
ｸﾞｽｯ
また、泣けてきた。
怖い。
1人は、怖いよ
？「Aちゃん、だっけ。今からお兄さんと一緒にきてくれないかな。お話、とかしてくれたら嬉しいんだけど・・・」
ごめんね、大変な時なのに、とお兄さんは申し訳なさそうに言った。
「わかった・・・」
？「ありがとう。じゃあちょっと玄関近くにいよっか。私のサポートしてくれる人が到着するまで、もう少しかかるみたい」
「う、ん・・・あの」
？「ん？どうしたのかな」
「お兄さんの・・名前は」
夏「私？私はね＿夏油傑だ」
これが私と傑さんの出会いだった。
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作者名：あや | 作成日時：2023年7月18日 19時
