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術師C「それは失礼。それd」
「コガネ」
コガネ「はいよ〜」
「あの人は何ポイントある?」
コガネ「25〜」
25・・・
術師C「ま、待て待て、少し話し合わないか?!すぐここにきたばっかりだろう!?情報が欲しくはないのか!?」
「・・・ん〜・・・欲しいけど・・・まぁ、いっか」
もし変なことしてたらその瞬間にやればいいし
というか
「私がここに来てすぐってよく分かりましたね?」
術師C「あ、あぁ・・・降りてくるのを見ていたからな」
「ふ〜ん・・・あ、そうだ。貴方、天使っていう泳者知らない?」
術師C「天使?いや、知らないな・・・」
「知らないかぁ〜・・・」
さっきコガネにも調べさせたがそれっぽい人物は見当たらず。
もしかして受肉型の場合はその受肉となった人の名前なのかな?
だとしたら手当たり次第この結界内を探すしかないか〜・・・
考え込んでいると
術師C「あんた強いな・・・こいつら死んだのか?」
「んー、そうだね・・・申し訳ないとは思ってるよ」
正確には殺してないけど。術式で死亡、というよりは仮死状態にしている。
何を持って「死」とするかわからなかったから少し不安だったけど、ポイントが手に入ったからこれでOKということだろう。
100貯めてポイントを殺さなくても譲渡できるってやつルールで入れたいな。ダメなんだろうか
「ねえお兄さん、死にたくない?」
術師C「あ、あぁ・・・そうだな。死にたくはない」
「じゃあさ、殺されても文句言えなくて、ポイントたくさん持ってるやつのとこに案内してよ」
術師C「は?」
「それで手を打ったげる。どうする?やっぱり死にたい?」
_________
脅しでもやっぱあーゆー言い方は好きじゃないなぁ
「(許してねーお兄さん)」
術師C「ここだ。」
連れてこられたのは
「わー・・・いいね」
廃墟
多分中にいるな
術師C「俺の仲間がここを拠点にしてたんだが、そいつらはこの中にいる奴に殺された。俺は食材集めに行ってたから助かったが・・・・本当に入るのか?」
「うん、早くポイント貯めたいしね。お兄さんもう帰っていいよ〜」
術師C「し、知らないからな・・・」
そう言って走って行った。
「(そう、それが正常な反応だ。この廃墟から出るオーラは間違いなく呪力だし、それも相当強い)」
さてっと・・
「失礼しまーす」
私は廃墟の中に入っていった。
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作者名:あや | 作成日時:2023年12月10日 15時