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コガネ「泳者による死滅回游ルール追加が行われました。<総則>9 泳者は他泳者の情報ー名前、得点、ルール追加回数、滞留結界を参照できる」
「お」
ちょうどいいルールが追加された。
得点取るにはまずそいつの情報を知りたいよね。
「にっっしてもさぁ〜・・・まさか呪霊も泳者なんて思わないよねぇ・・・ま、殺しても罪悪感わかないからいいけどさ」
ザシュ
コロシテヤル・・・コナゴナニ、コナゴナニ・・!!!
「あっは、消えかけてるのにね」
そしてまもなく消滅した。
コガネ「51点追加されました」
「うわ、どんだけ殺したんだよこの呪霊」
お兄さんが勧めてきた呪霊は想定以上にめんどくさかった。
言語を喋り、なおかつ術式も未来予知のようでそれはそれはもうめんどくさかった。
「・・・ふう」
一息つきたいとこだがまだ100点は依然として取れておらず現在76点。
早くとって恵たちと合流しときたい。
「(そのためにも〜・・・っと)コガネ、この結界内の泳者の情報ちょうだい」
コガネ「あいよ!」
そう言ってズラーっと泳者の情報が出てきた。
あと最低でも30くらいはほしいな〜
スクロールしていると
「・・・180 ・・鹿紫雲一・・・」
おそらく超強い。
この短期間でもうすでにそれだけポイントを奪うことができているということはそういうことだろう。
「・・・・(正直当たりたくは__)」
バリバリバリ
「!!?」
なんだ?!
音からして雷。天候が荒れたか?
この建物は窓という窓がほとんどないため一旦外に出た
だけど
「え、何もない・・・?」
遠くで雷が落ちたのか?
いや、でもあの音はどう考えても近くで____
「『幻出』!長船兼光!!」
私に向かってくる雷を即座に長船兼光で切り裂いた。
「・・・・何これ、ただの、木の枝・・・」
瞬間
バキィン
ギリギリギリ・・・・
「っは」
あっぶな・・・・
鹿「いいな、オマエ」
即座に私は力を抜いてその隙にそいつを蹴飛ばそうとした
「がはっ」
でも吹っ飛ばされたのは私の方だった。
ガラガラ・・・と私の口からは鉄の味がした。
「(口切れた・・・私が力を抜くのと同時にその勢いで突きを入れてきた・・・師匠相手でも避けるだけならできるのにこいつ・・・とんでもなく、強い)」
鹿「おいガッカリさせんなよ・・・?わざわざ出向いてやったんだ」
さっきの雷もこいつだとして、おまけに体術がめちゃくちゃ強い
つまり
「最悪・・・」
苦手なタイプだ
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作者名:あや | 作成日時:2023年12月10日 15時