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ダ「ってことでね、メンバーたちと同じ宿舎に泊まることになったから。っていっても階はちがうけど。」
「ええ、事務所から言われたの?それ」
ダ「うん、まだこの先わからないでしょ、とりあえず同じ事務所のメンバーを同じ棟におさめようってなったのよ。」
「…ジミンは知ってる?このこと」
ダ「…知らないんじゃないかな。」
「どうやって説明するの?」
ダ「それは、しかたないじゃん、事務所の意向なんだからって言えばいいんじゃないの」
よく分からないけど、ジミンと同じ宿舎に入れるのは普通に嬉しい。
とりあえずよかったのかもしれない。
「…ユンホのこと、もう警察に言ったのかな」
ダ「…まだ、だよ。Aが止めたから。」
「そっか。」
未だに信じられないから、すぐに警察にとはなかなか踏み切れなかった自分がいた。
ダ「…けど、これからもっとエスカレートするかもしれないんだよ。その時はもう、すぐ、よ。」
「…分かってる。」
何事もなく、ただ静かにことが済んで、何もなかったように彼女も私も過ごせていければいいのに。
何かの間違いだったんだって思って、早く普通の生活に戻りたい。
…ああだめだ、ちゃんと気をしっかり持たなきゃ。
…強くいなきゃ。
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作者名:Muu | 作成日時:2021年1月21日 13時