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一階下の彼女の部屋。



事務所に頼んで同じ棟にしてもらったけど、もうそろそろ元に戻るのかな。








僕は大きめのバッグを抱え直すとインターホンを鳴らした。




「はーい」



彼女の声が聞こえて、僕はドアの覗き穴に顔を寄せた。





「あははは」




中から彼女の笑う声が聞こえる。




それでしばらくドアを開けてくれないもんだから、


まーまー待った。




んで、さすがに早くしてよって思って、ドアノブを引くと






ガチャ。




「あれ、あいてる?」




思いのほかドアはすぐあいた。






目の前には数時間前に見た彼女の姿。




…笑ってるし。







「もう、おっかしい!最初っから鍵あいてたのにずっと覗いてたね笑」



「ええ、なんだよ〜!僕ずっと待っちゃったじゃん」



「だって可愛かったんだもん」




彼女がそう言うから仕方がない。





靴を脱いで中に入ると、前を歩く彼女は少し腰が痛そうで。






「……ごめんね、痛い?」




近くによると彼女は少し顔を赤くした。




「…誰かさんがすごく激しかったからね」



「……はい。」



「あ、自覚あり?笑」



「うん…笑」






すると彼女は



「…今日はもうしないからね?」



って僕の胸あたりを人差し指でツンと突いた。




「え………」




すこーーしショックで呟くとまた彼女は笑った。





「ねぇ!めっちゃ悲しそうにするのやめてよ!笑」



「だって〜」





今日から3日も一緒にいられるんだよ



そりゃしたいさ。





僕が抗議の目を向けると





「…まぁ、優しくしてくれるなら、考えてあげる」






って彼女のツンデレが炸裂したので、


そのまま唇を奪ったのは言うまでもない。

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設定タグ:BTS , ジミン , 防弾少年団   
作品ジャンル:恋愛
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作者名:Muu | 作成日時:2021年1月21日 13時

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