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母は何も言わなかった。




だけど、さっきの威圧的なオーラは一切なく、



なんとなくだけど、穏やかな雰囲気を感じた。







「あの、」







私の話を聞いた後、ユンギさんが母に向き直って口を開いた。








その背中はいつもより大きく見えて、男らしくて、




かっこよかった。









「僕はこれから、彼女以外の人と一緒になるつもりはありません。家族を養えるくらいの仕事もしていくつもりです。僕にはそれくらいの覚悟があることをどうか理解していただきたいと思っています。」









まるで、結婚の許しをもらっているかのような彼の言葉に、私は思わず泣きそうになった。





ユンギさんの真剣な声。



本当に、私のことを大事に思ってくれているんだと、


母親と向き合ってくれているのだと、




心から感じた言葉だった。






私は母を見て、驚いた。




母は、



………静かに泣いていたのだ。








初めて見た涙だった。





驚きと、ユンギさんの言葉への感動と、



全てが入り混じって、なんだかわからない。




とりあえず、我慢していた想いが溢れて、私は号泣してしまった。

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Muu(プロフ) - ゆうさん» とても嬉しい言葉をありがとうございます!少しでも楽しんでいただけたなら幸いです。 (2022年9月6日 17時) (レス) id: 350ffc1ce7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 最高でした。 (2022年8月11日 19時) (レス) @page46 id: be7c7766b1 (このIDを非表示/違反報告)
Muu(プロフ) - ユンギペンさん» ありがとうございます!完結へと一気に書き進められたのは、まさしくこのメッセージのおかげです! (2022年6月25日 2時) (レス) id: 350ffc1ce7 (このIDを非表示/違反報告)
ユンギペン - 続き楽しみに待っています!更新頑張ってください😊いつもお疲れ様です☺️ (2022年6月23日 22時) (レス) id: b9da242e25 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Muu | 作成日時:2021年9月15日 17時

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