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身支度を整えてからリビングのドアをあけると、ふわっと暖かい風を感じた。
カーテンがサラサラと揺れていて、
なんでかと思って窓の方を見ると、ベランダに彼女がいた。
目をつむって大きく息を吸う彼女がとても愛おしい。
風に靡くワンピースは、俺が数日前に買っていたもの。
なかなか忙しくて彼女に触れる時間がなかったから、何かプレゼントできないかと思って彼女の好きなブランドの新作などを調べていたのだ。
無事仲直りもできたことだし、お互いの愛を確認できた次の日だから、彼女もいい気持ちでこれを着てくれるんじゃないかと思って。
案の定そのワンピースは似合っていて、
なんだこの生き物は。
天使か、妖精か、女神か…？
とか思っていたのは秘密だ。
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家を出るまであと数分。
だけどどうしても彼女を抱きしめたくて、ベランダにむかった。
後ろからぎゅっと引き寄せると、彼女は驚いたようだ。
仕事にはいかないのかと聞かれて、あと少しだけと伝えると、彼女は幸せそうな顔をした。
幸せ…か。
今まで色々あったな。
俺が彼女を困らせたこともあったし、俺がこんな素敵な彼女と一緒にいてもいいのだろうかと思うこともあった。
彼女はいつまで俺と一緒にいてくれるんだろう。
だから、聞いてみたい。
「……A」
「ん？」
「………………幸せ？」
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Muu(プロフ) - ゆうさん» とても嬉しい言葉をありがとうございます！少しでも楽しんでいただけたなら幸いです。 (2022年9月6日 17時) (
レス) id: 350ffc1ce7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 最高でした。 (2022年8月11日 19時) (レス) @page46 id: be7c7766b1 (このIDを非表示/違反報告)
Muu(プロフ) - ユンギペンさん» ありがとうございます！完結へと一気に書き進められたのは、まさしくこのメッセージのおかげです！ (2022年6月25日 2時) (レス) id: 350ffc1ce7 (このIDを非表示/違反報告)
ユンギペン - 続き楽しみに待っています！更新頑張ってください😊いつもお疲れ様です☺️ (2022年6月23日 22時) (レス) id: b9da242e25 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Muu | 作成日時：2021年9月15日 17時
