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あいつ、全然電話してこないな。
もう夕方なのに。
何にも起こってないだろうな…
彼女を迎えに行くことは最初から決めていたので、俺は車の中で彼女からの連絡を待っていた。
その時。
携帯の着信音がなる。
彼女からだ。
「…もしもし」
しかし聞こえてきたのは、聞いたこともない男の声で。
「…あ、あの突然すみません。ユンギさん、ですか？僕はキム・ドヒョンというものです。今Aさんと一緒にいるのですが…」
それで全て察す。
「….はい。ミン・ユンギです。どうかされましたか？」
「あの、Aさんが飲みすぎたみたいで」
……はぁ。
まったく、お前酒弱いって自分でわかってただろ。
「…わかりました。すぐ迎えに行きます。」
場所を聞いて、俺は電話を切るとすぐに車を走らせた。
…俺と一緒じゃない時になんでそんなに飲んだんだよ。
キム・ドヒョン？
あの人が何か影響してるのか？
…あーも、わかんね。
仕事にもイライラするし、自分の彼女が他の男の隣で酔ってるのもイライラする。
とりあえず早く会いに行くしかないわ。
.
「こっちです！」
居酒屋につくと、手をあげるスーツ姿の男の人を見つけた。
お店の人に軽く礼をして彼の元に走る。
「…すみません、遅くなって」
「とんでもないです。こちらこそ、急にお電話してすみせん。…お酒弱かったんですね。てっきり強いと思ってましたから、気づかず申し訳ない。」
「…いえ、いつもは考えて飲むはずなんですけど、…なんでこんなに飲んだんだ」
ほんとに、なに考えてんだお前は……
そっと
眠りこけるAの顔を覗き込む。
「…」
あーあ、なんでかな
さっきまであんなにイライラしてたのに、こいつの顔見ると、
…なんでこんなに愛おしいのやら。
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Muu(プロフ) - ゆうさん» とても嬉しい言葉をありがとうございます！少しでも楽しんでいただけたなら幸いです。 (2022年9月6日 17時) (
レス) id: 350ffc1ce7 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - 最高でした。 (2022年8月11日 19時) (レス) @page46 id: be7c7766b1 (このIDを非表示/違反報告)
Muu(プロフ) - ユンギペンさん» ありがとうございます！完結へと一気に書き進められたのは、まさしくこのメッセージのおかげです！ (2022年6月25日 2時) (レス) id: 350ffc1ce7 (このIDを非表示/違反報告)
ユンギペン - 続き楽しみに待っています！更新頑張ってください😊いつもお疲れ様です☺️ (2022年6月23日 22時) (レス) id: b9da242e25 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Muu | 作成日時：2021年9月15日 17時
