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家の鍵を誰かに渡したのはもちろんだけど初めてだ。
でも、それでも渡したいと思えたのは、俺がこれから彼女を離す気がないから。
あまり俺は恋愛を多くしてきたわけではないけど、
彼女は人生をかけて好きになってもいい人だと言い切れるんだ。
Aと言う存在が、もう、俺にとって、
なくてはならないものだから。
まだそんなにたくさん思い出を作ったわけではない。
でもここ何ヶ月の日々での中で、彼女への愛情は確実に大きく膨らんでいる。
「…その女の人のこと、本当に好きだったんだぁ」
彼女が少しだけ寂しそうな顔をするから。
「その人よりも心を揺さぶられた人がいたんだよ。5年目にしてやっと告白した男が、今度は1ヶ月もしないうちに好きだって言ったんだから、どれだけその人が魅力的だったかわかるか？」
そう言ってやると、今度は赤い顔になった。
「…そんなに…そんなに好きなの？私のこと」
「最初から言ってたろ、ほんとに惚れ込んでるんだって。だからお前は自信持ってこの鍵もらってさ、好きな時にうちにこいよ、わかったか？」
彼女の頬に手を添えると、彼女は本当に幸せそうな顔をしてはい。と言った。
その表情は、
出会った時よりもいくらか大人びて見えて
なんつーか、
…すっげえ綺麗で。
だから
「…愛してる。」
そんな言葉が自然とこぼれた。
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Muu(プロフ) - あずささん» ちゃんと完結できるよう自分のペースで書かせていただきます！素敵なコメントありがとうございます！ (2021年6月19日 22時) (
レス) id: 350ffc1ce7 (このIDを非表示/違反報告)
Muu(プロフ) - 犂椿さん» 私も完結してほしい！笑。頑張ります！ (2021年6月19日 22時) (レス) id: 350ffc1ce7 (このIDを非表示/違反報告)
あずさ(プロフ) - とっても好きな雰囲気のお話です！大人ユンギさん堪りません（涙）Muu様のペースで良いと思います。まだまだ素敵なユンギさんを見ていたいですし、これからも楽しみにしています！ (2021年6月19日 22時) (レス) id: 17b7bb9e8d (このIDを非表示/違反報告)
犂椿 - 完結して欲しいです！ (2021年6月19日 21時) (レス) id: b66bf5c73d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Muu | 作成日時：2021年6月18日 1時
