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あれから数ヶ月。
私たちはお互いの家を行き来したり、デートに行ったりして、2人の時間を過ごしていた。
心も十分に打ち解けて、彼のいろんな一面が見られるようになって。
こんなに毎日楽しいなんて、夢じゃないかと思ってくらい。
もう、彼の家にいくのも慣れたし、
キッチンも、まるで自分の家のもののように扱えるようになった。
この数ヶ月で、ユンギさんの手料理も、私の手料理も、たくさんふるまわれている。笑
夜といえば、
疲れ切って一緒にくっついて寝る日もあれば、映画とかゲームで徹夜して寝不足になったり、求められて朝方まで寝かせてくれない日もあった。
とにかく毎日が幸せでしかたない。
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よく晴れて、暖かい日差しが部屋に差し込む午後。
朝食済ませたあと、今日もいつものごとくソファでまったりしている私たち。
しばらくたわいもない話をしていると
「あ、そう。お前に渡したいものがあるんだよね」
ユンギさんがそう言って何かをとりにいった。
戻ってそれを背中に隠したユンギさんは、ちょっといたずらっこのような顔をする。
「…さて、これはなんでしょうか」
かわいいな。この顔のユンギさん笑
「えー。…プレゼント…？」
「うーん、まーある意味？」
「なにそれ、どーゆーこと？笑」
早く見せてくださいよ〜とせかすと、彼は、はいっと私の手のひらに何かを乗せた。
え、この感触…
「鍵…？」
「そう。うちのね。」
「えっ…」
「これからいつでもここにこれるようにと思って。」
優しく笑うユンギさんに、心がおおきく揺れる。
「こんな大事なもの私が持ってていいの？」
「うん。」
「だって、結婚するってくらいの人にしかあげない…よね？普通」
「…そーだな」
否定しないから、あまりに嬉しくて、なんなら泣きそうになる。
「それ悪用されたら俺終わるな笑」
なんて冗談をいう彼だけど。
「…私なんかでいいのかな」
ぽつりと呟く。
いい会社で仕事をして、外見も中身も良くて、完璧な彼が、こんな、私みたいな人をずっと好きでいてくれるのだろうか。
この幸せはこれからも続くのだろうか…
鍵をくれたのはすごく嬉しいことだけど、結構重みのあるものだから。
そう思うと
……急に不安になった。
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Muu(プロフ) - あずささん» ちゃんと完結できるよう自分のペースで書かせていただきます！素敵なコメントありがとうございます！ (2021年6月19日 22時) (
レス) id: 350ffc1ce7 (このIDを非表示/違反報告)
Muu(プロフ) - 犂椿さん» 私も完結してほしい！笑。頑張ります！ (2021年6月19日 22時) (レス) id: 350ffc1ce7 (このIDを非表示/違反報告)
あずさ(プロフ) - とっても好きな雰囲気のお話です！大人ユンギさん堪りません（涙）Muu様のペースで良いと思います。まだまだ素敵なユンギさんを見ていたいですし、これからも楽しみにしています！ (2021年6月19日 22時) (レス) id: 17b7bb9e8d (このIDを非表示/違反報告)
犂椿 - 完結して欲しいです！ (2021年6月19日 21時) (レス) id: b66bf5c73d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Muu | 作成日時：2021年6月18日 1時
