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「カウンターで飲み物買ってくるけど、みんな何にする？」
「あ、ありがとうA。私オレンジジュース」
「私カフェオレ〜」
「うーん、ラテにしようかな」
「了解」
注文を聞いて、私はカウンターへと向かった。
前に3人くらい人が並んでて、私もそれにならって後ろに並ぶ。
彼女たちの方を振り返ると、
なにか欲しいものがあるのか、口パクで私に訴えてきていた。
えー、私目悪いから見えないのよ…
普通の人ならわかるんだろうけどさ
って思った瞬間。
「A…」
声と共に私は手首を誰かにしっかり掴まれていた。
その声の主はすぐにわかった。
「ゆんぎ…さん」
ゆっくり振り返るとそこにはスーツ姿のユンギさんがいて、驚いた顔をしていた。
「え…どーしてここに？」
軽くパニック。
だって今仕事中だよね？？？
え、どーゆーこと？
「…あ、ごめん急に。今日本社出勤だったから、お前の大学の近くでさ」
「あ、そうなんだ」
「…もしかしたら、って思ったけどほんとに会えるとは思わなかった」
もしかしたら…なんて考えてくれてたんだ。
「…ユンギさん……会いたかったです…」
ほんとに会いたくて仕方なかった。
「…お前なぁ、抱きしめたくなんだろ。笑」
目を細めながら小声で言う彼に愛しさが込み上げる。
「…なんか思わず出てきてしまったけど、やべ。俺、部下たちが近くにいたんだわ。全部見られた。」
やったなー。って顔で言うユンギさん。
「…私も1人じゃなくて、友達もいます」
多分見られたな全部。
「…ごめん。」
「いえいえ、すっごく嬉しかったです。」
私を見つけて身体が動いたんだなって思ったら、嬉しすぎてしょうがないよ。
「…また、ゆっくり会おうな。」
「はい！」
そう言って掴まれていた手が離れた。
「…あとさ、…そのワンピース俺が買ってやったやつだよな？」
うんと頷くと
「うん。すっげーかわいいよ。ほんと。」
って照れながらも笑顔で言ってくれた。
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Muu(プロフ) - あずささん» ちゃんと完結できるよう自分のペースで書かせていただきます！素敵なコメントありがとうございます！ (2021年6月19日 22時) (
レス) id: 350ffc1ce7 (このIDを非表示/違反報告)
Muu(プロフ) - 犂椿さん» 私も完結してほしい！笑。頑張ります！ (2021年6月19日 22時) (レス) id: 350ffc1ce7 (このIDを非表示/違反報告)
あずさ(プロフ) - とっても好きな雰囲気のお話です！大人ユンギさん堪りません（涙）Muu様のペースで良いと思います。まだまだ素敵なユンギさんを見ていたいですし、これからも楽しみにしています！ (2021年6月19日 22時) (レス) id: 17b7bb9e8d (このIDを非表示/違反報告)
犂椿 - 完結して欲しいです！ (2021年6月19日 21時) (レス) id: b66bf5c73d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Muu | 作成日時：2021年6月18日 1時
