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そんな会話をしていたらいつのまにか家の前に着いた。
「…あっという間だな。」
「ですね。」
ドアのとこまできて、開けようとすると後ろから頭を優しく撫でられた。
「？」
振り返るとユンギさんが優しい顔をしていた。
この表情の時って、ユンギさんは結構デレるんだ。
だから私はドアに背を向けて彼に向き直った。
「……今日1日楽しかった。」
「…私もです」
「……お前、…ずっとかわいかったよ。」
「…っ」
「…ご飯もおいしかったし。」
「……甘すぎ。」
「だよな。俺も思った。けど、いいたくなんだよ。」
頭にあった手が頬に降りてくる。
「…今日ずっとお前といて、実感したことがあってさ。」
「うん。なんですか？」
「俺、Aのこと、ほんっとに好きだなって思った。」
「…！」
ちょ、なに！
心臓が凄い勢いで音を立てる。
「さらっと言いますね」
「うん。」
「うん、て。…心臓持ちませんって…」
照れた顔を見られたくなくて背ける。
そしたら彼はふっと笑った。
「…じゃー帰るかな〜」
背を向けた彼に、私もなにか言葉を返したくて口を開きかけたけど
「あー、やめて。」
その前にストップをかけられた。
「なんも言わないで。言われたらそのまま部屋行っちゃうから。そしたら俺の努力無駄になる笑」
「もう…」
「早く入って。それ見たら帰るわ」
彼はそう言って私からさっと離れた。
仕方なく言われた通りにドアを開いた。
そして彼を振り返ると、
「じゃーな。また連絡する。」
と笑顔で彼が手を振った。
「はい！お見送りありがとうございました。」
「ん。おやすみ。」
「おやすみなさい。」
.
今度こそドアを閉める。
その瞬間
私は腰が抜けたようにその場に崩れ落ちた。
あんなこと言われたら、私これから心臓もたないなぁ…
大きく着いたため息は、
ドキドキしていたせいか震えていた。
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Muu(プロフ) - あずささん» ちゃんと完結できるよう自分のペースで書かせていただきます！素敵なコメントありがとうございます！ (2021年6月19日 22時) (
レス) id: 350ffc1ce7 (このIDを非表示/違反報告)
Muu(プロフ) - 犂椿さん» 私も完結してほしい！笑。頑張ります！ (2021年6月19日 22時) (レス) id: 350ffc1ce7 (このIDを非表示/違反報告)
あずさ(プロフ) - とっても好きな雰囲気のお話です！大人ユンギさん堪りません（涙）Muu様のペースで良いと思います。まだまだ素敵なユンギさんを見ていたいですし、これからも楽しみにしています！ (2021年6月19日 22時) (レス) id: 17b7bb9e8d (このIDを非表示/違反報告)
犂椿 - 完結して欲しいです！ (2021年6月19日 21時) (レス) id: b66bf5c73d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Muu | 作成日時：2021年6月18日 1時
