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その日の夜、私たちはスーパーで買い物をしてユンギさんの家へと向かった。
着替えもないし、夜ご飯だけ作ったら帰る予定だ。
「作ったら帰るんで。」
「……それはいいけどお前料理できんの？」
「は？できますよ！なめないでください」
もう、ほんと私をなんだと思ってるのか。
「一人暮らしなんだからできて当たり前でしょ？」
「…確かにな。」
よっしゃ、初めて言い負かした気がする。
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私は髪をお団子にして気合いを入れてからキッチンにいった。
案の定、私の家とは違う豪華な設備。
料理は得意な方だ。
今日はチャプチェとかスンドゥブとかをつくろうと思ってる。
「えっと、まずは…」
集中モードに入った私はそれからひたすら手を動かした。
「うん、後は煮込むだけだ！」
ぐつぐつ音がする鍋の前で私はほっと一息ついた。
その時、
「…んーめっちゃ良い匂いするじゃん」
ってシャワーから上がってきたユンギさんがキッチンに入ってきた。
相変わらず濡れ髪。服はもちろん着ている。
…けど何度も言うがそれでも心臓に悪い。
彼は私の後ろからお鍋とかを覗き込んでうまそう…と呟いた。
それが嬉しくって。
「ほんとですか？」
って振り返ったら
「わ」
抱きしめられていて。
「…せっかく作ったんだから一緒に食おうぜー」
ちょっと甘えた感じな声でいう彼。
こんな声初めて聞いた。
「…な？」
そう言われたら仕方ない。
私はうんと頷いた。
すると体を離した彼が、
「よかった」
って照れを隠すように目を逸らした。
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Muu(プロフ) - あずささん» ちゃんと完結できるよう自分のペースで書かせていただきます！素敵なコメントありがとうございます！ (2021年6月19日 22時) (
レス) id: 350ffc1ce7 (このIDを非表示/違反報告)
Muu(プロフ) - 犂椿さん» 私も完結してほしい！笑。頑張ります！ (2021年6月19日 22時) (レス) id: 350ffc1ce7 (このIDを非表示/違反報告)
あずさ(プロフ) - とっても好きな雰囲気のお話です！大人ユンギさん堪りません（涙）Muu様のペースで良いと思います。まだまだ素敵なユンギさんを見ていたいですし、これからも楽しみにしています！ (2021年6月19日 22時) (レス) id: 17b7bb9e8d (このIDを非表示/違反報告)
犂椿 - 完結して欲しいです！ (2021年6月19日 21時) (レス) id: b66bf5c73d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Muu | 作成日時：2021年6月18日 1時
