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「…それよか映画、見に行こーぜ」
あ、そっか確かデパート内には映画館があるんだ。
「そうですね！ユンギさんは何が見たいですか？」
「うーん」
しばらく2人で悩んで、決めたのは純愛ものの洋画。
ポップコーンとジュースを買って、2人で席に座る。
映画って暗いしドキドキする。
今までクラブで男の人と踊ったり、お酒飲んだりとか何度もあったけど、その時には感じなかったドキドキ感。
でもユンギさんは何ともなさそうにしてるから、私もだんだん映画の内容が頭に入ってきた。
そんな時。
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「……な」
彼が私の方を向いて何か言った。
でもボソボソした低い声はききとりにくくて。
「え？」
彼の方に近づくと彼の口は耳の近くにあるはずなのに、声が聞こえない。
なんか喋ったのかな、と彼の顔を見ようとしたら。
「……！」
思ったより近くにあった彼の顔に驚く。
唇が触れるほどの距離でしばらく目を見開いていると、
彼の顔がさらに近づいてきて………
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「………ふっ」
彼が笑った。
「……」
え
なに！？なんなの！？
絶対からかわれた！
今、絶対する感じだったのに……！！
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「…なんでこっちむいたの笑」
何事もなかったようにそう聞く彼。
「だって何も喋んないから！」
「今から言おうとしてたのに。」
少し大きめのこそこそ話が始まる。
「…なんて言ったんですか」
「いや、もういいよ笑」
「気になります！」
「…えー、いや、ただ」
彼はそう言って私の髪を少し手で持ち上げた。
「…あの女優さんの髪型お前も似合うな…って思って言っただけ。」
それだけ言うとまた前を向くユンギさん。
この映画の女優は、恋愛映画の女王と言われるくらいかわいくてきれいな人。
そんな彼女を見ながら私のことを考えてたの…？
「…ただそんだけだよ」
とつぶやく彼だけど、私にとってはそれだけなんかじゃないよ…
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Muu(プロフ) - あずささん» ちゃんと完結できるよう自分のペースで書かせていただきます！素敵なコメントありがとうございます！ (2021年6月19日 22時) (
レス) id: 350ffc1ce7 (このIDを非表示/違反報告)
Muu(プロフ) - 犂椿さん» 私も完結してほしい！笑。頑張ります！ (2021年6月19日 22時) (レス) id: 350ffc1ce7 (このIDを非表示/違反報告)
あずさ(プロフ) - とっても好きな雰囲気のお話です！大人ユンギさん堪りません（涙）Muu様のペースで良いと思います。まだまだ素敵なユンギさんを見ていたいですし、これからも楽しみにしています！ (2021年6月19日 22時) (レス) id: 17b7bb9e8d (このIDを非表示/違反報告)
犂椿 - 完結して欲しいです！ (2021年6月19日 21時) (レス) id: b66bf5c73d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Muu | 作成日時：2021年6月18日 1時
