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お店を出た後は、デパートに向かった。
駐車場に車を止めて、さっそく中へと入る。
エレベーターに乗ると、急に静かな場所に2人っきりになった。
…何か話さないと、心臓やばい
そう思ってユンギさんを見上げると
それに気づいた彼がこっちをみてニコッと笑った。
「…今日は、なんでもねだれよ？」
頭をポンポンされる。
キュンとした束の間、今度はさっと手を握られた。
「….！」
あまりに自然にされたもんだからびっくりした。
「…ん？……あー。今日はずっとこれだから。」
ぎゅっと握った手を私に見せてくるユンギさん。
「…はい笑」
エレベーターを出た時の私はきっと真っ赤だったに違いない。
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それからは、私の目線がいったお店に
「そこいくか」
ってすぐ気づいて寄ってくれた。
その何気ない優しさにもどきっとする。
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それでまー、服を見てて。
よくドラマで、
「これ、私に似合ってると思う？」
「君は何でも似合うよ」
みたいな会話があるじゃない？
それを少しだけ妄想してたんだけど、ユンギさんは違う。
「…これ、どう思いますか？」
「…………」
まず黙って、
「俺はこっちが好き。」
堂々と違う服を指さす。
ちょっとショックを受けたの。最初は。
でも、言われたやつを着ると
自分も、
え、これは私に合ってる。
って思うし、
「…うん。いい。すごく。買おう。」
結構ベタ褒めしてくれるユンギさんも見れて結局満足。笑
そんなこんなが続いて、気づいたら彼はたくさんのショッピングバックを持っていた。
「…買いすぎ…ましたね」
申し訳なくなっていると
「…俺が買いたくて買ってるからいいの。なんならもっと買っていい。まだ回るか？」
とか言ってくるから困った。
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Muu(プロフ) - あずささん» ちゃんと完結できるよう自分のペースで書かせていただきます！素敵なコメントありがとうございます！ (2021年6月19日 22時) (
レス) id: 350ffc1ce7 (このIDを非表示/違反報告)
Muu(プロフ) - 犂椿さん» 私も完結してほしい！笑。頑張ります！ (2021年6月19日 22時) (レス) id: 350ffc1ce7 (このIDを非表示/違反報告)
あずさ(プロフ) - とっても好きな雰囲気のお話です！大人ユンギさん堪りません（涙）Muu様のペースで良いと思います。まだまだ素敵なユンギさんを見ていたいですし、これからも楽しみにしています！ (2021年6月19日 22時) (レス) id: 17b7bb9e8d (このIDを非表示/違反報告)
犂椿 - 完結して欲しいです！ (2021年6月19日 21時) (レス) id: b66bf5c73d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Muu | 作成日時：2021年6月18日 1時
