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ユンギさんはパソコンをパタっと閉じた。
無言で私の腕をひく。
びっくりして、ちょっとバランスを崩した私は彼に飛び込むかたちになった。
顔が近すぎてあわてて距離をとろうとしたけど、彼が私の後頭部を引き寄せてさらに距離は縮まる。
そのまま息をつく間も無く唇が重ねられた。
最初は優しく、なんて順を追わずに、早々に口内に舌が入ってくる。
唇はつなげたまま彼に腰を引き寄せられ、彼の膝の上に跨ぐ感じで座らされる。
「…っ」
激しすぎて息ができない。
優しい彼は口を離して息を吸わせてくれるけど、といっても一瞬だ。
与えられる全ての感覚にビリビリと刺激がきて腰はうずいて声も出る。
眠くなると甘えたくなる私は、さっき大胆な発言をしたと自覚はあったけど、
彼は仕事があるし、今日はそんなつもりで来てなかったからとても驚いた。
彼がようやく唇を離してくれた。
「…A、俺明日休みって言ったよな」
だまって頷く。
「…わかってるのにそんなこと言ってくるのはなんで？」
余裕がない、いつか見た彼の顔だ。
すっごく色っぽくて…
「…そんな顔するってことはやっぱり俺の勘違いじゃねーよな？…A」
片手は腰らへん、片手は後頭部をしっかり捉えられている。
「…俺ずっと我慢してたから、お前にあんなこと言われたら、さ。…無理なの。」
「うん…」
「もう無理なんだよ。分かるよな？」
濡れた瞳と唇、荒い息づかいが私をどんどん高めていく。
「…仕事は…しなくていいの？」
「んー、無理。もう知らね。…お前が悪い。」
はぁ、と熱い息が耳元で聞こえて。
「A、あっち連れてっていい？」
もう待てないって言われて私はうんうんと頷いた。
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Muu(プロフ) - あずささん» ちゃんと完結できるよう自分のペースで書かせていただきます！素敵なコメントありがとうございます！ (2021年6月19日 22時) (
レス) id: 350ffc1ce7 (このIDを非表示/違反報告)
Muu(プロフ) - 犂椿さん» 私も完結してほしい！笑。頑張ります！ (2021年6月19日 22時) (レス) id: 350ffc1ce7 (このIDを非表示/違反報告)
あずさ(プロフ) - とっても好きな雰囲気のお話です！大人ユンギさん堪りません（涙）Muu様のペースで良いと思います。まだまだ素敵なユンギさんを見ていたいですし、これからも楽しみにしています！ (2021年6月19日 22時) (レス) id: 17b7bb9e8d (このIDを非表示/違反報告)
犂椿 - 完結して欲しいです！ (2021年6月19日 21時) (レス) id: b66bf5c73d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Muu | 作成日時：2021年6月18日 1時
