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彼女の手首を掴んだら、しばらく停止してこっちを見られて戸惑った。
「……？」
なんだ、急に。
「……あ」
急に触ったから、びっくりさせたかもしれない。
さっと手を離して、変な感じがしたからなんとなくタバコを手に取った。
「…こんな時間だけど、親に怒られねーの？」
沈黙が続かないように話を振る。
「…一人暮らしなんで、大丈夫です。」
「そっか、近く？」
「…………はい。」
「おっけ、これ吸い終わったらそこまで送ってくから。」
そういうと、彼女がびっくりして俺を見上げてきた。
まんまるな目だな。
「いいですよ、この時間帯よく1人で帰ってるし。」
「は、嘘だろ。あぶな。」
今までなんにもなかったのか、逆に。
お前色々と目立つし絶対1人はやめとけよ。
「…とにかく、今日は俺に会ったんだから見送られろ。俺も家近いんだよ。ついでだと思っていい」
俺が言うと、彼女は少し顔を赤くして頷いた。
…おーい、やめろ笑うの
3個しか変わらないって聞いたら急に大人に見えて恋愛対象内に入ってくんだよ。
酒も入ってるし、可愛いって思っちまうだろーが。
「…いくか。」
俺は何事もなかったかのようにそう彼女に言った。
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Muu(プロフ) - 秋良さん» とても励みになります。ありがとうございます！鼻血出せるように頑張ります笑。 (2021年6月17日 0時) (
レス) id: 350ffc1ce7 (このIDを非表示/違反報告)
秋良(プロフ) - こんばんは。初めまして。もの凄く幸せな気持ちになりました。鼻血でそうです。次回も楽しみにしてます。 (2021年6月16日 18時) (レス) id: 182bc41aa4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Muu | 作成日時：2021年6月4日 15時
