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「どこの学校通ってんの?」


「○○大学です。」


「は、めっちゃ頭いいのなお前」


「まあ。親が厳しいんで。」


「そっか…」






私のこと、聞いてくれるのが嬉しい。







「もしかして日頃の清楚な感じは親に色々言われるからとか?」








全部分かられててびっくりした。









「…実はそうなんです」



私が言うと









「…お前も大変なんだな。」




って優しい声で言われて思わずうるっとくる。









そんな言葉で済ませたくないほど日常は制限ばかりでつらかったけど、


この人の、この一言には、

私の気持ちを慰めてくれる深さがあったんだ。









涙目になった私に気づいたのか



「…あ、ごめん。」







と言われた。







「…いえ、全然大丈夫です。すみません。」









慌てて涙を拭こうとしたら、ぱっと手首を掴まれ驚く。








「…こすったら化粧とれるだろ、泣きたいならハンカチ貸すから。」






「…………」







心臓がすごい音を立てて動いている。









アイラインも派手なアイシャドウも、ずっと我慢してたから。






そんなことまで分かってくれていたんだろうか。









なんて心が深い人だろう。



















この人のこと、本気で好きだ。

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Muu(プロフ) - 秋良さん» とても励みになります。ありがとうございます!鼻血出せるように頑張ります笑。 (2021年6月17日 0時) (レス) id: 350ffc1ce7 (このIDを非表示/違反報告)
秋良(プロフ) - こんばんは。初めまして。もの凄く幸せな気持ちになりました。鼻血でそうです。次回も楽しみにしてます。 (2021年6月16日 18時) (レス) id: 182bc41aa4 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Muu | 作成日時:2021年6月4日 15時

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