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「……あれ………？」
確かに、コンビニの彼女だけど。
長い黒髪だし…
いや、違うのか？
鎖骨の見えるTシャツにミニスカートでめっちゃ露出度高いな。
彼女がこんなかっこするか？
俺は確かめるべく彼女の近くに行こうとした。
そしたら、驚くことになんとその女の人は、
ポケットから
タバコを出して、
火をつけた。
「…は？」
いや、まて、絶対別人だろ。
もう俺は気になりすぎて、彼女の隣まで歩いて声をかけることにした。
「………あの。」
俺が声をかけると、
タバコを吸いながら携帯をいじっていた彼女が、俺を見上げた。
「…え、」
彼女は、確かにあの、ユ・Aだった。
え、どーゆーことだ？
黒いアイライン、真っ赤な口紅で派手な化粧をしているから、一瞬人違いだと思ったのに、
「……あ、いつものおじさん。」
彼女の声はまさにいつもの声で。
「…いや、ちょっと、え？」
戸惑いを隠せない俺に、彼女はくっくっと笑った。
「…こんなところで会うなんて思わなかった。びっくりさせましたね」
「……めっちゃびっくりした。」
「…ここに遊びにきたんですか？」
彼女がクラブを指さす。
「いや、違うけど。偶然。」
「…そうなんですね、確かに。イメージないですもん。」
そう言って当たり前のようにタバコを口にやる彼女。
「いや、俺よりそっちの方がイメージないでしょ。……てか、タバコ吸えんの？」
「…まぁ。」
「…お前何歳だよ。成人してんの？」
俺が聞いたら彼女はキッと俺を睨んだ。
「ちょっと！私22なんですけど！そんなに童顔ですか？」
「え、…俺と3個しか変わんねーの？……てっきり高校生くらいかと思ってたわ」
「えー！」
「…まぁ、けど今日の格好は大人っぽい。てか、いつもと違いすぎてびっくりした。」
「…日頃は清楚なふりしてるから。本当は全然そんなことないんですけど。」
「…こっちの姿が本物なの？」
「…うーん、まーオフと、仕事用って感じですかね。」
「へぇ。…コンビニに来るやつが知ったらみんなひっくり返るだろうな」
「まぁ、知ったこっちゃないですよね。」
急に口が悪くなる彼女に俺は思わず笑ってしまった。
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Muu(プロフ) - 秋良さん» とても励みになります。ありがとうございます！鼻血出せるように頑張ります笑。 (2021年6月17日 0時) (
レス) id: 350ffc1ce7 (このIDを非表示/違反報告)
秋良(プロフ) - こんばんは。初めまして。もの凄く幸せな気持ちになりました。鼻血でそうです。次回も楽しみにしてます。 (2021年6月16日 18時) (レス) id: 182bc41aa4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Muu | 作成日時：2021年6月4日 15時
