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その日の夜は、結構大変だった。
お風呂とか全部終わらせて、寝ようってなって、俺は彼女を寝室に連れて行った。
「俺明日仕事だから、早めに出るから。お前はゆっくりして、鍵は…明日お前バイト？」
「あ、はい。」
「じゃー、帰りにコンビニ寄るから俺に鍵渡して。」
必要なことを伝えて、俺はリビングのソファに戻ろうとした、その時。
「……家に呼んだのに、もう寝るんですか？」
身体中がピキっと音を立てて固まった気がした。
「…………お前、言うか、それ。」
「いや、えっと、…私に魅力がないのかと。」
それを聞いて俺ははぁぁぁっと盛大にため息をついた。
「お前、どーゆーつもりだよ。年上を困らせんなよ。ほんと。」
なんで大学生のお前から誘われてんだ俺は。
こっちは、こっちはな………！
「…お前は今すぐ襲われててーの？」
「え、？」
「こっちはだいぶ前から気持ち的には準備万端なんだよ。お前のこと考えて我慢してんだ。わかってないのか、家に呼んでも手を出さない俺の覚悟の強さ。」
この際だからと思ったことを全部言ってやった。
そしたら彼女は、
「……ご、ごめんなさい！」
って言ってガチャっとドアを閉めてしまった。
あー。
やらかした。
…いや、これは100%あいつが悪いからな。
俺は極めて普通だ。
恥ずかしそうに言ってきた彼女の表情とか、初めて見る可愛い寝巻きとか、すっぴんの顔とか、
もう色々俺には辛い要素だったけど、
我慢した俺偉い。
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…………でも寝れなかった……！！
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Muu(プロフ) - 秋良さん» とても励みになります。ありがとうございます！鼻血出せるように頑張ります笑。 (2021年6月17日 0時) (
レス) id: 350ffc1ce7 (このIDを非表示/違反報告)
秋良(プロフ) - こんばんは。初めまして。もの凄く幸せな気持ちになりました。鼻血でそうです。次回も楽しみにしてます。 (2021年6月16日 18時) (レス) id: 182bc41aa4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Muu | 作成日時：2021年6月4日 15時
