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俺の家を見て、Aはすごくびっくりしたみたいだった。
「…ユンギさん、お金持ち………」
「じゃなきゃ連れてこないから。」
彼女をリビングのソファに座らせて、ハーブティーを淹れてやる。
女の人にこんなことするのは初めてかもしれない。
「…ありがとうございます…」
でもこいつはどうかな。
「…お前、男の家あがったことあんの？」
「え？」
「だってお前結構モテるだろ。」
俺がいうと彼女は黙った。
「…なんだよ。」
「…私がモテるって思ってるんですか？」
「いや、まーその顔とスタイルならモテるんじゃね？」
また黙った。
「おい。」
「……ユンギさん、結構私のこと好きですね？」
「……」
今度は俺が黙る。
「…まぁ、そーじゃなきゃここまでしねーって分かるだろ。」
そう言ってやると彼女は嬉しそうに笑った。
「…ユンギさんの家が初めてですよ。だって、今まで声かけてくれる人は私のうわべだけ見てる人だから。」
俺の家が初めてなのか。
そっか。
…嬉しいじゃねーか。
「…ユンギさんって、私が清楚なのと、派手なのどっちがいいと思いますか？」
うーん。
「…俺は…」
どっちだろうか。
いや、もうここまでくるとどっちも好きなんだよな。
「……どっちも。」
素直に答えると、あからさまに顔を赤くするのでこっちも照れる。
「……めっちゃ好きじゃん。」
「あー。だからそう言ってんだろ。」
「私もめっちゃ好きです！」
「…………ん。」
こんなバカップルみたいな会話も、案外悪くないな、なんて思う。
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Muu(プロフ) - 秋良さん» とても励みになります。ありがとうございます！鼻血出せるように頑張ります笑。 (2021年6月17日 0時) (
レス) id: 350ffc1ce7 (このIDを非表示/違反報告)
秋良(プロフ) - こんばんは。初めまして。もの凄く幸せな気持ちになりました。鼻血でそうです。次回も楽しみにしてます。 (2021年6月16日 18時) (レス) id: 182bc41aa4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Muu | 作成日時：2021年6月4日 15時
