営業第二課、4年目です。

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右側を見れば、平和な営業第一課ゾーン。
　
一緒にきた阿部くんを始め
優しい先輩たちが集まっていて、

　
左側を見れば、賑やかな営業経理課ゾーン。
　
お喋りな佐久間の声はしっかり聞こえるし
ふっかのツッコミには笑いが起きている

　
真ん中の、ここ営業第二課ゾーンは
　
向井くんと私ふたりで
ひたすら上司の機嫌を取っている感じ。


　
去年の今頃は、まだふっかが二課にいて
上手い具合に上司の話し相手になってくれていた。
　

そんなことを思い出してる間にも

まだ飲み切っていないグラスに
さらにお酒が注がれて、、

　
それでも営業スマイルを崩さずに
グラスに口をつけると、


　
　
「お邪魔しまーす！」



そう言って、私と上司の間に入ってきたのは
元営業第二課エースのふっか。
　
　
噂をすれば、、

なんて、さっきまで考えてたことを思い出す


　
深「そろそろ深澤が恋しい頃かと思いまして、、
あれ？違います？いやいや、それ絶対深澤ロスっすよ」


　
やっぱこの人はすごいなぁ
あっという間に上司と仲良く喋ってる
　
私が話してた人だけじゃなく
周りの先輩たちも話に巻き込んで。

　
近くの背中を見ながら
そんなことを考えていると、


　
佐「A！こっち来なよ！」

　
『あーうん、行く！』


　
佐久間が呼んでくれたから
ふっかのいた場所に移動した。




　




　




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