私、わがままだから。(Ryosuke.Y) ２

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Ryosuke side




日も暮れて、暗くなってきた頃

俺たちの乗るバスはホテルに到着した




15分後には、夕飯が予定されていて

慌しく荷物を部屋に入れてから

みんなで食堂に向かった







大貴「なに、ニヤニヤして」



涼介「に、ニヤニヤなんてしてねえし！」



大貴「わかりやすっ！なんかあんの？これから」



涼介「は！？夕飯だろ？女子も一緒の！」






大貴「えっ、、、山田もしかして、、」



涼介「え、あ、ばか！ちげえよ！！変な意味じゃな

くて、Aにやっと会えると思っただけで、、」



大貴「うわ、マジか」



涼介「だから違うって！！」









大貴「はぁ、、AからCは飯食うの後だから！」







涼介「、、、は！？」



大貴「ドンマイ。Aちゃんには明日にならない

と会えねえよ。」



涼介「えっ、、、、」







勝手に会えると思い込んでたから

ショックで、美味しいご飯の味も

温泉で大ちゃんと話したことも

何一つ覚えていなかった。




朝、2人でいられる時間を

なんで大切にしなかったんだろう






なんで、、、、








Aからの “おめでとう” を聞かなかったんだろう














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